川崎浮世繪ギャラリーの「国芳×芳幾×芳年」展を、前期後期通して觀る。歌川國芳の人柄に惚れて集った門人を約百名も擁したと云ふ大所帯一門から出た一人が、“月百姿”などの名連作で私もたびたび樂しんでゐる月岡芳年であり、その芳年の流れからは、先月に太田記念美術館で作品を樂しんだ佛人ポール・ジャグレーが出る。一人の才人から次の才人が生まれ、そこからまた新たな才能が芽生えて、連枝繁榮を築いていく──良いものに . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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