迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

海底で発見の船をカズワンと確認半島西側の水深約120メートル

2022-04-29 15:52:00 | 浮世見聞記



遭難急報が發せられた“カシュニの滝”付近の海底に沈む船体を發見云々。



やうやく見つかったか、と一つ緊張が解ける一方で、長く時間がかかったこと、そしてさらに見つかった行方不明者が40㌔も漂流してゐたことに、荒れる自然現象の恐ろしさへ、新たな緊張を覺える。

さうした自然の怖さをも含めた上での「世界自然遺産」であることを、地球上の“遺産”を商賣道具としか考へてゐない者どもは、特に肝へ銘じておくべきだらう。



ひとつの進展を示す發見があった一方で、甲州道志村における頭部白骨の一部に續いて行方不明者のものと「よく似た」靴の發見は、ますます腑に落ちぬものを覺ゆ。



さんざん捜索した──とされる──場所から、いまになって出て来るものなのだらうか、と……。







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