
東京メトロが、来る八月二十七日のダイヤ改正で銀座線、丸ノ内線、千代田線、東西線におゐて、一時間最大六本のさらなる減便を發表云々。
人災疫病禍による利用客の減少傾向が回復しないため、としてゐるが、これで今年度末には運賃の値上げを企ててゐるのだから、利便性(質)の明らかな低下と云ふよりほかない。
都心部における最重要移動手段として活用してゐる者としては、かういふことをしてくれるのが一番困る。
驛に着く間が惡いと、これからはいつまでも待たされることがあるわけか。
とりあへず地下のホームに潜ればすぐに乗れる──

そんな信頼力(ブランド)も、いよいよ今夏限りのやうだ。