迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

まずは風も穏やかにて。

2020-01-01 21:30:00 | 浮世見聞記

日中は陽差しも穏やかな、令和二年の初日。


道行く人々に家族連れが多いのは、この日ならではの光景なり。


新年の景気づけにと、謡本を開ひて聲を嗄らせど、そこから新たな手猿樂づくりへの取っ掛かりを得たるは、吉祥と心得るべし。


初詣に訪れた神社の、「厄除獅子」の“厄”が不思議な字体なるも吉例なり。




新たな年も「常の如し」を心得つつ、

よく浮世を見ながら歩まん。



おのれの目で見た景色こそが、

何にも勝る真實なるぞ。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大つごもりに感謝する。 | トップ | 隣りよりこちらの芝生が青い... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。