迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ななならび。

2022-07-07 22:40:00 | 浮世見聞記


昼間の炎天も夕方からは鈍色の雲が張り出したが、夜には半月が拝めてまずは七夕らしい雰囲氣を保つ。


ひとつの節から枝が二本生へるのが「竹」、二本以上生へるものを「笹」と云ひ、竹は“Bamboo”と英訳されるが笹はそのまま“Sasa”云々。

──と、今朝にラジオを聞いて知る。


七月七日の晩に私が願ふは、ただひとつ。



一方で浮世では、東京で既に“第七波”に入ったとみられる云々。



かうした全國規模での感染再擴大をうけて、官では「全國旅行支援」の開始を秋まで延長を検討云々。


異常な物価高が續くこの御時世に、官はまだ旅行で經済活性化を図ることにこだわってゐるのかと思ふ。


時代は惡いはうへと流れ、官はGotoナントカで失敗した歴史に逆流したがる。


さうして發生する逆巻く波こそが、すなはち“第七波”なのである。









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