明らかに保存には乗り氣でないJR東日本に對し──むしろ「面倒なモノが出て来やがって……!」と忌々しげに舌打ちしてゐる様すら窺へる──、一万キロ以上も西の肥州で保存に積極的な名乗りを挙げてゐるところに、やはり明治の“御一新”は西國人によって成されたと云ふ事實を知るものである。
それ以上に私の興味を惹ひたのが、
『JR東は調査と並行して再開発工事を進めている。工程の短縮などで予定通り、2024年度に一帯の街開きを迎えたいという。』──
つまり突貫工事に手抜き工事、そして完成後には欠陥工事の發覺が續出──
こりゃ完成が樂しみだ。