「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

         三連覇と"巨人大鵬卵焼き”の時代

2009-09-25 03:51:09 | Weblog
プロ野球の巨人が三年連続33回目のセ・リーグ優勝を決めた。セ・リーグの三連覇
は、昭和47年の巨人「V9} 以来36年ぶりの快挙なのだが、あまり湧き立ちを感じない。
スポーツ・ファンが多様化してきたためか、野球自体が面白くなくなってきたのか、そ
れとも僕自身が馬齢を重ねた結果なのだろうかー。

”巨人大鵬卵焼き”という時代があった。昭和36年の流行語である。当時の巨人は今よ
り強く大相撲の横綱、大鵬と同じように子供に大人気であった。僕らより少し若い世代の
人たちには圧倒的な巨人ファンが多い。これは戦後すぐ市場に出回った「紅梅キャラメル」
のオマケの巨人人軍選手のカードからであった。少年たちは選手のカードを集めることで
ファンになっていった。パブリシティの威力である。

昨年あたりからテレビの地上波での巨人軍カードの放送がめっきり少なくなった。巨人
の試合をみる年代層が「紅梅キャラメル」から巨人の野球帽をかぶっていた層に限られ
ていて視聴率が低く、民放としては商売にならないからだ。

僕は巨人ファンではないが、プロ野球が好きなのでよくCATVで巨人以外のカードの試合
をみるが、球場は結構一杯である。地元のチームを応援する家族連れが増えている。ファ
ンはサッカーのJリーグと同じように地元チームのサポーターなのだ。"巨人大鵬卵焼き”
の時代とは野球の見方が変わってきたのだ。今の子供は"卵焼き”が一番好きとはいわ
ない。