中国は10月1日の国慶節(建国記念日)から7日まで1週間、長い連休だそうだが、大気汚染源PM2.5の密度が高く、例によって天安門が暗霧に煙り、道行く人のマスク姿がテレビの画面に映っていた。この時期北京ではテニスの中国オープンが開かれていたが、これに参加ししたグリム伊達選手は、この大気汚染で体調を壊し”早く北京を脱出したい”とブログに残し帰国したという。
まさか、この大気汚染に辟易して海外脱出を図ったわけではないと思うが、今年の連休中、海外で暮らす観光客の数が過去最高だという。中でも韓国への観光客は15万人と前年比64.5倍だそうで、5年前には2万人だったというから飛躍的な伸びだ。日本への観光客も昨年の尖閣問題いらい減り続けていたが、8月には16万人と回復の兆しも見え、文化遺産に決まった富士山観光などは満杯だったらしい。
これに対して、中国を訪れる外国からの観光客は大気汚染や鳥インフルの影響があって前年比15%減。とくに日本人観光客は、尖閣問題が絡んで、今年上半期(1月―6月)は、なんと25%という激減ぶりだ。日常生活の中で、市民が大気汚染対策としてマスクをし、さらにこんな中で国際的なスポーツ大会を平気で開催する、神経はどうなっているのだろうか。食事だってわからない。誰も高いおカネを出して、この国を訪れたいとは思わない。
それよりもPM2.5が3日頃から、わが国に飛来すると国立環境研究所が予測している。人迷惑な話だ。他人の国の領域に威嚇の船を繰り出すほどの時間とおカネがあるのなら、自国民を公害から守ったらどうなのだろうか。
まさか、この大気汚染に辟易して海外脱出を図ったわけではないと思うが、今年の連休中、海外で暮らす観光客の数が過去最高だという。中でも韓国への観光客は15万人と前年比64.5倍だそうで、5年前には2万人だったというから飛躍的な伸びだ。日本への観光客も昨年の尖閣問題いらい減り続けていたが、8月には16万人と回復の兆しも見え、文化遺産に決まった富士山観光などは満杯だったらしい。
これに対して、中国を訪れる外国からの観光客は大気汚染や鳥インフルの影響があって前年比15%減。とくに日本人観光客は、尖閣問題が絡んで、今年上半期(1月―6月)は、なんと25%という激減ぶりだ。日常生活の中で、市民が大気汚染対策としてマスクをし、さらにこんな中で国際的なスポーツ大会を平気で開催する、神経はどうなっているのだろうか。食事だってわからない。誰も高いおカネを出して、この国を訪れたいとは思わない。
それよりもPM2.5が3日頃から、わが国に飛来すると国立環境研究所が予測している。人迷惑な話だ。他人の国の領域に威嚇の船を繰り出すほどの時間とおカネがあるのなら、自国民を公害から守ったらどうなのだろうか。