「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

菅直人 みのもんた 全共闘世代のオツムのほど

2013-10-29 06:57:21 | Weblog
産経新聞首都圏版(10月28日付)5面に”菅元首相「原子力ムラ」の陰謀・・・「私も被害者」みのもんた氏降板に”という囲み記事があった。毎日ブログを更新している関係もあって時事問題には比較的敏感なのだが、この見出しだけ読んだのでは、何のことだか解からなかった。恥ずかしが「原子”カ”ムラ」と読み違えたほどだった。

あわてて 「コトバ.バンク」で「原子力ムラ」について調べたら「原子力発電をめぐる利権によって結ばれた産.官.学の特定の関係者によって構成された特定の社会的集団およびその関係者を揶揄したり批判を込めて使う用語」とあった。マスコミだけで通じる造語だろうが、産経新聞の記事によると、菅元首相は自分が総理の座を追われたのは、この「原子力ムラ」の陰謀の可能性がある。みのもんたがTBSの報道番組から降板したのも、みのもんたが番組で安倍総理と東電との関係を批判したからで、同じ陰謀だと自分のブログで書いているそうだ。

これを読んで僕は一体全体、この元総理のオツムのほどはどうなっているのか愕然とした。みのもんたは自分の次男が窃盗容疑で逮捕されたことに対して親の責任をとって番組を降板したのだ。もっとも、みのもんたの辞任記者会見をみたが、70歳近い男が泣いたり、笑ったり見苦しかったがー。菅元総理もみのもんたより2歳下の67歳である。二人ともいわゆる”全共闘世代である。この世代は鳩山由紀夫元総理といい、ちょっとオツムのほどがおかしい人が多い。80老の偏見かもしれないがそう思われる。