またまた年寄りの受難である。福岡市博多区の整形外科病院で入院中の患者、病院関係者10人が火災で死亡した。みな70歳以上の高齢者で死因は煙にまかれた一酸化炭素中毒である。患者はみな足腰の悪い歩行が困難な方ばかりである。いつも、こういった災難後明らかにされるのだが、この病院の防災管理者は、事故で亡くなった70歳の病院長の母親であり、今年6月、消防署が行った査察で指摘されていた。事故当夜の宿直も60代の女性看護師一人だったという。
他人時ではない。僕も先月、膀胱ガン手術のため国立病院に入院したが、病室には火災時の避難図はなかった。いま考えると、災害時逃げる緊急階段がどこにあるのか僕は理解していなかった。今は、どんな小さな、ビジネス.ホテルに泊まっても、緊急時の非常階段がどこにあるのかマップが張ってある。今回火災があった病院では、いちおう防火扉も消防署の指導で備えつけされていたが、残念ながら全部可動していなかったという。火災発生の第一報は、宿直看護婦が、外へ飛び出して通りかかったタクシー運転手への119番依頼であったとのこと。病院の防災態勢から見れば、精いっぱいであろう。
日本人のどこかに”たるみ”が出てきたように見えてならない。病院長が記者団に涙を流して謝罪していたが、なぜ事前に防火体制をチェックしなかったのか。70歳の母親が管理者では、もしもの時の対応はできない。法律に違反はしなくとも一考すべきであった。頻発する東京電力福島原発の放射能汚染水漏れ事故もJR北海道の異常レール幅の放置もそうである。どこかに日本人の”たるみ”がある。三鷹の女子高校生ストーカー殺人事件の警察の対応も、警察はさかんに自己弁護してるが、人命の観点からみれば”たるみ”、以外のなにものでもない・、
他人時ではない。僕も先月、膀胱ガン手術のため国立病院に入院したが、病室には火災時の避難図はなかった。いま考えると、災害時逃げる緊急階段がどこにあるのか僕は理解していなかった。今は、どんな小さな、ビジネス.ホテルに泊まっても、緊急時の非常階段がどこにあるのかマップが張ってある。今回火災があった病院では、いちおう防火扉も消防署の指導で備えつけされていたが、残念ながら全部可動していなかったという。火災発生の第一報は、宿直看護婦が、外へ飛び出して通りかかったタクシー運転手への119番依頼であったとのこと。病院の防災態勢から見れば、精いっぱいであろう。
日本人のどこかに”たるみ”が出てきたように見えてならない。病院長が記者団に涙を流して謝罪していたが、なぜ事前に防火体制をチェックしなかったのか。70歳の母親が管理者では、もしもの時の対応はできない。法律に違反はしなくとも一考すべきであった。頻発する東京電力福島原発の放射能汚染水漏れ事故もJR北海道の異常レール幅の放置もそうである。どこかに日本人の”たるみ”がある。三鷹の女子高校生ストーカー殺人事件の警察の対応も、警察はさかんに自己弁護してるが、人命の観点からみれば”たるみ”、以外のなにものでもない・、