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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

安倍総理は国会でゴルフの話をするな

2013-10-24 06:27:17 | Weblog
昨日の参院予算委で質問に立った民主党の増子輝彦議員(福島県選出)が”総理はゴルフがお好きのようで夏休み中随分楽しまれたようですが、私は東日本大震災以降、抑制しています”と切り出した。何をいわんとするかよく解からないが、どうも民主党は政策追及に妙手がないので、総理のゴルフ好きの批判に出る作戦に出たのであろうか。

先日も海江田代表が安倍総理のゴルフ好きを批判、総理が今の情勢をゴルフに喩えれば、グリーンの後に崖があるから、パターでバンカーから出すようなものだと言った点にふれ”私は長い間、ゴルフから遠ざかっている”と付言していた。僕も経験があるが、安倍総理の年代は何か憑かれたようにゴルフがしたくなる。夢にまで”ないす,ショットが出てきたことがあった。

僕は安倍総理にゴルフをするな、というのではない。総理という激職であり、健康維持のため休日ぐらい十分楽しんでもらいたい。しかし、たとえ話にせよ国会答弁でゴルフの話をされるのは如何がなものだろうか。総理の周囲にはゴルフ好きが多いかもしれないが、月に一回ゴルフを楽しむ人たちまで入れても、日本のゴルフ人口は800万人だといわれている。そして、その8割が男性である。一般の家庭の主婦にはバンカーだパターだといっても解からない。

それに、やはりゴルフはまだ金持ちのスポーツだ。首都圏では一日プレーすれば総費用は1万円ではおさまらない。一般の庶民からは遠い存在だ。国会審議での譬え話としては適切ではないと思う。