台風26号によって甚大な被害を受けた伊豆大島では、いまだに22人の方が行方不明で懸命な捜索活動が続いているが、そのさなか新しい台風の襲来で、第二次災害が心配され、一部の住民の方に避難命令が出された。弱り目にたたり目。心から同情申し上げる。
毎日、新聞の社会面やテレビの現地からの報道をみて気が付くのは、被害にあわれた方々にお年寄りが多いことだ。犠牲者のほとんどが65歳以上で、安否不明者のリストをみても同じだ。深夜午前2時の事故だったこもあるが、足腰が弱く、逃げられなかった老人もあったかもしれない。膝の悪い年寄りの一人として容易に想像でいる。
「健康長寿ネット」というHPに伊豆大島の高齢化の模様が紹介されていた。これによると平成20年度の大島の65歳以上の高齢者人口は2649人で、島全人口の30%と高い。日本全体の高齢者率から見ると、20年ほど進んでいる。厚労省の発表によると、日本の高齢者率は今年平成25年で25.1%で4人に1人、22年後の平成47年には33.4%となり、3人に1人が高齢者となる。しかし、伊豆大島ではすでに5年前に高齢者率は30%をクリアしていた。
今回の伊豆大島の災害を見て、僕は20年後の日本の超高齢者社会を想像してみた。先日の福岡市の整形外科病院の火災でもそうだったが、どうしても高齢者は災害に弱い。20年後先には3人に1人のlの超高齢者社会が現実のものとなる。今回の伊豆大島の災害を教訓として、老人を災害から守る対策も検討して頂きたい。
毎日、新聞の社会面やテレビの現地からの報道をみて気が付くのは、被害にあわれた方々にお年寄りが多いことだ。犠牲者のほとんどが65歳以上で、安否不明者のリストをみても同じだ。深夜午前2時の事故だったこもあるが、足腰が弱く、逃げられなかった老人もあったかもしれない。膝の悪い年寄りの一人として容易に想像でいる。
「健康長寿ネット」というHPに伊豆大島の高齢化の模様が紹介されていた。これによると平成20年度の大島の65歳以上の高齢者人口は2649人で、島全人口の30%と高い。日本全体の高齢者率から見ると、20年ほど進んでいる。厚労省の発表によると、日本の高齢者率は今年平成25年で25.1%で4人に1人、22年後の平成47年には33.4%となり、3人に1人が高齢者となる。しかし、伊豆大島ではすでに5年前に高齢者率は30%をクリアしていた。
今回の伊豆大島の災害を見て、僕は20年後の日本の超高齢者社会を想像してみた。先日の福岡市の整形外科病院の火災でもそうだったが、どうしても高齢者は災害に弱い。20年後先には3人に1人のlの超高齢者社会が現実のものとなる。今回の伊豆大島の災害を教訓として、老人を災害から守る対策も検討して頂きたい。