厚労省の国民生活基礎調査から割り出した2013年の日本人の「健康寿命」は、男性71.19歳、女性74.21歳だ、と新聞に載っていた。「健康寿命」とは”健康上の問題なく日常生活を送れる”期間をいうそうだ。83.7歳の僕は、これを読んで一瞬、自分の長寿の喜ぶに感謝した。”よくぞ、これまで元気に生きてこられたという喜びである。
しかし”待てよ”である。今日も4日続けて病院通いである、自分では昨年暮、膝の人工関節置換手術に成功、入院生活で体重が10㌔ダウン、その副産物として血糖値も血圧も正常に戻った。今は医師の指導で一切、薬はのんでいない。しかし”好事魔も多し”というか、定期のメディカル・チェックで大腸がんが検知されてしまった。11月入院手術と決まったが、その準備のための検査通院である。
国立病院はいつも満員であるが、とくに僕らと同世代の老人、それも車イスで配偶者の世話になっている老夫婦が多い。その点、僕らは自分の足で歩行できるし、子供たちの面倒にもならずにと思っていたが、やはり加齢なのだろう、考えると、僕は昨年も1か月余、入院しているし、今年もまたである。これでは”健康上、問題ない”とはいえない。
日本の男性の平均寿命は79.4歳である。超高齢化時代の到来で、僕の周囲にも80歳、90歳、100歳の友人、知人が大勢いる。しかし、厳密な意味での”健康寿命”となると、厚労省の調査に現れた数字なのだろう。老人が”健康上の問題なく日常生活を送る”のは、まづ至難に近い。いかにして「平均寿命」と「健康寿命」との間の期間、幸せに暮らせるかが問題である。
しかし”待てよ”である。今日も4日続けて病院通いである、自分では昨年暮、膝の人工関節置換手術に成功、入院生活で体重が10㌔ダウン、その副産物として血糖値も血圧も正常に戻った。今は医師の指導で一切、薬はのんでいない。しかし”好事魔も多し”というか、定期のメディカル・チェックで大腸がんが検知されてしまった。11月入院手術と決まったが、その準備のための検査通院である。
国立病院はいつも満員であるが、とくに僕らと同世代の老人、それも車イスで配偶者の世話になっている老夫婦が多い。その点、僕らは自分の足で歩行できるし、子供たちの面倒にもならずにと思っていたが、やはり加齢なのだろう、考えると、僕は昨年も1か月余、入院しているし、今年もまたである。これでは”健康上、問題ない”とはいえない。
日本の男性の平均寿命は79.4歳である。超高齢化時代の到来で、僕の周囲にも80歳、90歳、100歳の友人、知人が大勢いる。しかし、厳密な意味での”健康寿命”となると、厚労省の調査に現れた数字なのだろう。老人が”健康上の問題なく日常生活を送る”のは、まづ至難に近い。いかにして「平均寿命」と「健康寿命」との間の期間、幸せに暮らせるかが問題である。