「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

民主党議員の女性閣僚いじめ

2014-10-08 06:53:15 | Weblog
昨日参院予算委での民主党議員の質問の模様をテレビで視聴した。連舫、福山哲郎、小川敏夫の顔ぶれ、三者三様”くせ球”の持ち主だが、僕の目には民主党の三年三か月の、あの”悪夢の時代”〝がよみがえってきた。民主党は、もう政権奪回をあきらめたのであろう。質問は終始、女性閣僚のあげあしとりの感。問題山積なのに時間の消費としか思えない。

第一に”標的”にされたのは松島みどり法相。東京の自分の選挙区内で催された夏祭に似顔絵の描かれたた団扇を配布したが、これは公職選挙法に触れるとして、連舫議員が例によって額に筋をよせたような顔をして追及、さらに後で質問に立った、福山哲郎、小川敏夫両議員が追い打ちをかけた。”法の番人”法務大臣としては不覚の行為だが、野党第一党の看板議員が三人がカリでの質問ではないように思うが。

最低だったのは、小川敏夫議員の山谷えりこ国家公安委員長に対する”ヘイトスピーチ”に絡む質問だ。山谷委員長が”ヘイトスピーチ”の団体「在特会」(在日特権を許さない市民の会)幹部と一緒に写真を撮った問題を取り上げ、特別な関係にあるのではないかと追及した。小川議員は、かって法務大臣時代、国会開会中の委員会室で、競馬の予想のサイトを見ていて話題になった人物。それにネット情報によれば、DVが原因で有名女優と離婚した経歴の持ち主だ。白髪一見紳士風だが質問の言葉使いが下品である。

民主党は解党への断末魔が迫ってきたのであろうか。公党として最低である。安倍総理が何回か野次を注意ていたが、ついに山谷委員長に対する野次の中で「山谷氏が在特会と”ねんごろ”なのだ」という言葉使いを巡って紛糾、会議が中断した。民主党の首席委員の連舫氏によれば、野次の主は民主党の議員だという。一体どうなっているのだろうか。