「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

小淵優子経産相はお辞めになったほうがよい

2014-10-19 05:19:17 | Weblog
国会では政治資金の処理と選挙活動をめぐって松島みどり法相についで小淵優子経産相が野党の追及にあっている。松島大臣は、自分の選挙区のお祭りで自分の似顔絵の書いた団扇を配りながら”団扇のようなもの”と強弁し、野党の質疑を”雑音”呼ばわりした。正直言って連舫議員がこの問題を持ち出した時、僕も”雑音”とまでは思わなかったが、またぞろ民主党の揚げ足取り作戦が始まったのかとがっかりした。しかし、これに次いで小淵経産相の観劇会をめぐる不透明支出である。これは僕が見ても言い逃れはできない。政治の空白を生まないためにも大臣をお辞めになったほうがよい。

野党になった民主党は3年3か月の政権時代の”政治とカネ”の問題で懲りたのであろう。この問題について神経質になっている。結構な話だ。老妻宛てに送られてきた女性区議の”励ます会”の案内にも”この会は政治資金規正法第8条の2に規定する政治資金パーティである”と記されている。新聞報道で見る限り、小淵大臣の観劇会は、あまりにも杜撰すぎる。年度によっては収支決算書もないし、本人も観劇会に参加していなかったという。

政治の世界には疎いが、何故そんなにカネが必用なのだろうか。観劇会もそうだが、色々名前を付けたパーティもそうである。つまるところは政治活動である。老妻宛ての案内状には菅直人・元総理など民主党の幹部が3人、世話人として名前を連ね、区長の名前まで載っている。政党には政治活動を助成するための交付金がでているはずだ。国家にとって重要法案が山積している。政治とカネの問題で国会が空転しては困る。小淵経産相はいさぎよくお辞めになったほうがよい。