「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

(続)「アジア女性基金」の”慰安婦強制”文言は即時、削除せよ

2014-10-15 05:34:28 | Weblog
外務省が「アジア女性基金」に対して行った拠金呼かけ文(1995年)、から”多くの女性を強制的に慰安婦として軍に従わせた”という文言がHPから削除されたと、読売新聞に出ていた。これは先日の衆院予算委での「未来の党」山田宏議員の指摘によるもので、当然の措置だ。しかし、これでは、まだ充分とはいえない。2007年に解散した「アジア女性基金」の「ディジタル記念館」というサイトをみると、依然、東南アジアの女性の中には日本軍によってレイプされ、慰安婦にされたと書いてある。このサイトはハングルと英語で発信されているから驚きだ。これを読んだ外国人は、かって日本兵は、やはりこんな悪行をしていたのか、と”性奴隷”を本当に信じこむに違いない、

「デジタル記念館」にはこんな記述がある。「(慰安婦の多くは)都市部や軍の駐屯地で、業者の経営する慰安所に送り込まれ慰安婦とされたほか、東南アジアの前線の部隊では、農村部の女性をレイプし、部隊の宿舎に連行し、屋内に一定期間軟禁しレイプを続けるケースが確認されている」参考までに英文を紹介すると「When many comfort women worked in comfot stations managed in private manageres ,set up in city area and garison site,it was recognized that in rural areaes many of the native women were raped and abuducted to Japanese gaison buildimg and were raped contiously there for a cerain time」

日本語の原文に”東南アジア”とあるが、英語訳にはなく、どこの国だか判らない。”確認されている”(It was recognized)というが、どこで誰が確認しているのか、これも判らない、普通、”前線”といえば、敵と対峙している戦場のことを言い、女性と戯れているどころではない。戦争中アラフラ海の孤島で空腹を抱え戦っていた先輩は、戦記の中で、司令部本部から”慰安所の設置か、酒保(食堂)か”との問合せに対して全員”饅頭が食べたい”と返事をしたという。

政府は昨日の閣議で”客観的事実に基づく正しい歴史認識が国際社会で形成されるよう”、対外発信を強めて行くことを決定したという。しかし、外務省とと総務省が共同拠金して設立された政府のお膝元ともいえる「アジア女性基金」が、こんな文書を依然世界に発信している。即時こういった不確かな文書は削除すべきである。