乳がんで入院していた老妻(81)が、昨日元気に退院してきた。初期がんの早期発見がよかったのであろう。入院してたった4泊5日で退院である。病院側は3日で退院してもよい、ということだったが大事をとって一日延して貰った。乳がんと診断された時は、大変なことになったと慌てたがが、急速な医学の進歩である。白内障なみに日帰り手術も可能になるかもしれない。
欧米並みのライフスタイルの変化からか、日本でも高齢者の乳がんが増えているそうだ。老妻は”この齢になって”と恥ずかしがっていたが齢には關係はないようだ。老妻のがんを知り、ネットで俄か勉強したが、高齢者の乳がんは、一般的にいって悪質なのは少ないらしい。80歳という年齢を考慮して事前に病院側で色々でチェックが行われ、手術に耐えられると判断された。老妻の場合、患部は1.5センチと比較的小さなものだったが、全身麻酔の手術で2時間ほどで終了した。もちろん、乳房温存の手術だ。
今後の治療法はホルモン療法で、抗がん剤をのむ必要はないそうだ。老妻は4日5白の入院中、病院側の都合で希望の4人部屋がとれず、通常料金で3泊個室に泊まれた。そのためもあってか、入院前より元気で帰宅した。娘たちにいわせると、元気になった最大の原因は、4泊5日とはいえ、僕の口うるさい”文句”から解放されたためだというが。
来月入院を控えている僕は、老妻が元気で退院できてほっとしている。老妻の手術後経過が悪く、入院が長引けばどうしようかと悩んでいた。夫婦二人が共に長生きするのは大変なことである。娘たちの進言に従って、あまり老妻に文句をいうのを慎むことにしよう―と思うのだが。僕らの世代の悪癖だとは分かっているのだが、困ったものだ。
欧米並みのライフスタイルの変化からか、日本でも高齢者の乳がんが増えているそうだ。老妻は”この齢になって”と恥ずかしがっていたが齢には關係はないようだ。老妻のがんを知り、ネットで俄か勉強したが、高齢者の乳がんは、一般的にいって悪質なのは少ないらしい。80歳という年齢を考慮して事前に病院側で色々でチェックが行われ、手術に耐えられると判断された。老妻の場合、患部は1.5センチと比較的小さなものだったが、全身麻酔の手術で2時間ほどで終了した。もちろん、乳房温存の手術だ。
今後の治療法はホルモン療法で、抗がん剤をのむ必要はないそうだ。老妻は4日5白の入院中、病院側の都合で希望の4人部屋がとれず、通常料金で3泊個室に泊まれた。そのためもあってか、入院前より元気で帰宅した。娘たちにいわせると、元気になった最大の原因は、4泊5日とはいえ、僕の口うるさい”文句”から解放されたためだというが。
来月入院を控えている僕は、老妻が元気で退院できてほっとしている。老妻の手術後経過が悪く、入院が長引けばどうしようかと悩んでいた。夫婦二人が共に長生きするのは大変なことである。娘たちの進言に従って、あまり老妻に文句をいうのを慎むことにしよう―と思うのだが。僕らの世代の悪癖だとは分かっているのだが、困ったものだ。