バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

「PWS児子育てガイドブック」ができました

2010年06月24日 | プラダー・ウィリー症候群
マイミクのいちごさんのところの日記を見て思い出したんだけど
「プラダーウィリー症候群児の子育てガイドブック」が完成したので勝手に宣伝しちゃいます。

竹の子の会(親の会)のPWS子育て入門書として実際に子育てをしている母親たちの手で書かれた小冊子です。
一応私も委員として少しだけ(ほんとーに名乗るのもおこがましい程少しだけなんだけど)制作のお手伝いをしました。

7年前バンビが生まれた時はまだ会のホームページもなく、今みたいにネットで親同士が気軽につながれる環境でもなかったので情報がほんとに少なくて、すべてが手探りの子育てだった気がする。
たまに顔を合わせた会員同士で「うちはこうなんだけど...」という話が出ると「うちも、うちも。」ってことになり、共通しているみたいだねってことが段々わかってきたりして。

人生でいちばん辛くて、心細かったあのどん底の時期にこういう冊子があって、この道を歩いているのは自分ひとりじゃないとわかれば、長く暗い道(と当時は思えた)の先を照らす光となっただろうなぁ。
育児をしていて”こういう時こうしたらいいよ”って、誰かに言ってもらえること程心強いことはないもんね。

だから、今新しくこの道を歩き始めたパパ・ママのために少しでも役に立つものになったとしたら、ほんとに私はちょっとだけだけどそれでも頑張った甲斐があるというものです。
そして私も一人の会員として、これを作成するに辺りご尽力くださったメンバーの方々には感謝しています。

正会員・賛助会員の方には既に郵送されていると思うけど、会員以外の方にも1部500円(送料込)で頒布されるようなので
もしほしいと思われる方は 竹の子の会のHPを見てみてください。


もちろん、ここに書いていることがPWS児の子育てのすべてではなくて、これはちょっと先を歩いている人達のあくまでも体験談にすぎない。
当てはまることもあれば当てはまらないこともあると思うけど。
それでも、悩んだ時、困った時何かの参考になることがあるかもしれない。
みんなが悩んだり困ったりしながら育児をしていて、それでも子ども達は大きくなっていくんだなと思えるだけでも救われることがあるかもしれない。

こうやって、先に歩いている人が後の人に手を差し伸べてくれるってことが嬉しい。
私も先輩ママさんにしてもらって嬉しかったことを後の人に返したいなって思う。
同じ障害を持つ子ども達、みんながみんな同じじゃないけど、一人ひとり別の個性だけど、この子達が少しでも生きやすい世の中になるように、親達は手をつないでずっと歩いて行けたらいいと思うな。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
コメント (6)
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親子遠足

2010年06月24日 | 日々の出来事
先週、W学級の親子遠足で潮干狩りに行ってきました。
前日は大雨で決行が危ぶまれていたのに、当日は嘘のように快晴。
学校の近くからバスに乗って1時間もしないうちに浜へ到着。
潮干狩りは時間が決まっているので、開場までは浜でブラブラ、波打ち際で遊んだりしながら待っていました。

バンビは元々濡れるのが好きじゃないし、神経質なとこがあって汚れるのも嫌いだから、海には入りたがらない時期もあったけど、やっぱり慣れもあるのか今はゴネるのは最初だけで後はかなり平気。

肝心の潮干狩りではほとんど戦力にはなってなかったけど、私が掘ったアサリを網に入れる仕事は一生懸命お手伝いしてくれた。
(アサリを触る度に1回1回ポケットの中のハンカチで手を拭いていたのが笑えたけど。)
それでも本人はすっかり収穫気分。

先生に「たくさん採れたかー?」と聞かれて、「ほら、いっぱーい。」と嬉しそう。
でも、結果的にうちは0.9kgしか取れず。いちばんたくさん採った方は6kg以上。すごすぎるー!

浜でお弁当を食べた後、みんなで売店でアイスクリームを食べ(先生から特別にお許しが出た)バンビはとにかく嬉しそうだし、楽しそう。

幼稚園の時とはガラリと印象が違って、とにかくお友達と一緒にいるのが楽しくて仕方ないというカンジ。
同年代の子と手をつなぐのもイヤがっていたはずなのに、2年生の女の子の後を金魚のフンのように着いて回って、手をつないでもらって嬉しそうに歩いている姿が眩しいくらいだった。
(Aちゃんのこと大好きなんだね。

いつの間に?っていうくらいの成長ぶり。
やっぱり学校ってすごいなー。お友達の影響って大きい。

で、持ち帰ったアサリは早速おいしくいただきました。学校でも給食の時間にお味噌汁を食べさせてもらったりして堪能した様子。
”自分で採ったものを家族で味わう経験をさせてあげたい”という先生の熱い想いが実り、楽しい遠足となりました。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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