バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

フロアホッケー

2012年07月30日 | お出かけ&余暇活動
バンビが入っているミニバスケのクラブは健常児と障害児が一緒に活動しているんだけど
そのクラブで、障害児はバスケ以外にもフロアホッケーに挑戦している。

フロアホッケーは 障害者向けスポーツとして考案されたらしい。
イメージは普通のホッケーやアイスホッケーと同じなんだけど
体育館等のフロアで、当たっても痛くないスポンジ製のパックを使って競技をする。

パックを運んだり、打ったりするスティック(物干し竿みたいな棒状)も重いし
ヘルメット(格子状のフェイスガード付き)を被ると頭が重くて
バンビなんて、一人で歩くのもよたよたするような状態だけど一緒に参加させてもらっていて
最近は バスケよりホッケーの方が楽しいと言ってる。
(ゴルフに通じるものがあるのかな?)


で、先週末 スペシャルオリンピックスの関東ブロッグの大会があり
バンビのクラブはオープン参加とういことでエキシビジョンやゲームに参加させてもらった。

ちなみに、スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障害者のためのオリンピック。
今回SOの旗のマークの意味を始めて知ったんだけど、
オリンピック(5大陸を示す5色の輪)と同じように、5人の人が腕を広げて丸くなっていて
その人の手が3つに枝分かれしているんだけど
それは 障害者本人と保護者とボランティアを意味しているんだとか。
確かに、会場にはたくさんのボランティアさんの姿があったなぁ。
そういう人達に支えられて運営されているんだよね。


で、普通のオリンピックと同じように(模して)最初に聖火リレーをするんだけど
そのトーチランにバンビが出場させてもらうことになった。
クラブのいちばん大きい人(社会人)といちばん小さい人(バンビ)の2人で組みになって、電気で光るトーチを持って、会場の4分の1を走り次の選手に繋げた。

みんなに 良かったねー、頑張ったねー と誉めてもらえて、バンビはとっても嬉しそうだった。
こういう経験させてもらえるのって、1つ1つがバンビの自信になるんだよね。
ありがたいなぁ。

いつの日か バンビも選手になって、SOに出られるようになったら嬉しい。
大きなカッコイイ素敵なお兄さんになって、試合で活躍してほしいな。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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夏休みの生活

2012年07月30日 | 日々の出来事
毎日暑さが厳しいですねー。
プラちゃんは体温調節機能が未熟なので、特に小さいお子さんは気を付けてあげてくださいね。


さて、夏休みに入って早1週間が過ぎ...

PWSの子は、元々早寝早起きで、真面目で頑張り屋さんが多いから
バンビも夏休みといって、生活が乱れるわけでもなく
宿題をやってから遊ぶ、お手伝いをする といった基本的な習慣は大体ちゃんとこなしている。
そういうとこは、ほんと楽でありがたい。
(ま、これも初めが肝心なんだけどねー。)


バンビのクラスは7月中に学習教室&プールが3回、8月後半にも2回あり
土日はミニバスケの練習やら試合やらで埋まってるんだけど

逆に何にも予定がないと
「ママー、今日は何? どこ行くの? 電車乗る? 公園行きたい。」が朝から延々続くことになるので
もう無理やりにでも、1日何か1つは予定を詰め込んでるカンジ。


1つは移動支援サービスの利用。
今日はヘルパーさんとバスに乗って区の中央図書館にお出かけ。
先週は電車に乗って、公園で遊んでドーナツ屋さんでオヤツ食べて みたいな。

後は、療育やら定期検診やらをいろいろと。
それと、冬にも行った スポーツジムの短期プール水泳教室に3日ほど。
旅行の予定も加えれば、カレンダーに何も予定を書いてない日は夏休み中3、4日かな。
これくらいなら、映画見たり、ちょっとお出かけしたりで何とか過ごせそう。


フツー、夏休みの子どもと言えば、友達同士で約束して公園で真っ黒になるまで遊んだりとかするんだろうけど
(今どきの子は涼しい所でゲームかなぁ?
バンビは、例え他の子と一緒に遊ぶとしても、やっぱり大人の見守りは必要だと思うし...
特にうちはきょうだいもいないから、何もないとずっと母子でべったりになっちゃうんだよね。

それは私も疲れるけど、バンビも段々大きくなっていく中で
いつまでも親とだけべったりは 人として不自然だと思うし。
だから、ほんとは”放課後等デイサービス”といった福祉のサービスを利用して
親と離れて過ごす時間を持たせたいと思っているんだけどね。
うちの区はまだ放課後デイをやってる事業所の数が少なくて...。

学童保育も うちの区は健常児は小学3年生までだけど、障害児は6年生まで預けられる。
(まぁ、私は働いてないので、利用できないけど)
でも、中学生になったら何もないから やっぱり放課後デイは絶対必要だと思うんだよね。
まぁ、それもこれから少しずつ増えていくと思うし、期待したいけどね。


前から繰り返し書いてるけど
やっぱり この子達にも居場所と行き場所が必要だと思う。

「居場所」は長い時間を過ごす生活のベースとなるところ。
家庭・グループホーム、ケアホーム、入所施設 といったところかな。

「行き場所」は そのベースから出かけて行く先。
学校や職場はもちろんだけど、余暇の時間に過ごす場所も その時間って結構長いだけに考えてあげないといけないんだよね。

うちはいまのところ 移動支援サービスとミニバスケのクラブに助けられてるけど。
他にも もっと可能性のあるところを探していかなければ。


まずはともかく、この暑く・長い夏休みを親子で元気に乗り切るぞー!

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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