バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

バンビ、13歳

2016年05月09日 | 日々の出来事
バンビは先日13歳になりました。

中学の話を書くと、あんなに苦労していたワイシャツの第一ボタンもネクタイ(のゴムの金具)も
連休前には割とスムーズにできるようになってきたんだよね。

「なんでも繰り返し練習するとできるようになるねー。」と言って誉めてやると
「そうなんだよねー、頑張ってやってるからねぇ、毎日。」と嬉しそう。

ちなみに、この ”なんでも繰り返しやればできるようになる”は 呪文のように私が唱える言葉の1つで
というのも 前の記事にも書いたけど、バンビにはうまくできないことがたくさんあって
そういう苦手なことはやりたがらないんだよね。
だから、呪文か念仏のように?言い聞かせてるわけ(笑)

学校の先生も「着替えが速くなって、トレーニングや体育の授業にもちゃんと間に合っています。」と連絡帳に書いてくれるので
それをバンビに聞かせるように読み上げ、”へぇー、すごいね。頑張ってるんだねぇ。”と誉めておく。

できないことが多いので支援級に入れるかどうか悩んでいた時
ママ友が「できないことができるようになることで得られる自信もあるよ。」と励ましてくれたけど
まさにその通りで、ママ友にはほんと感謝してるわー。


しかし、中学は本当に体力勝負。
重い制服、重い鞄。長い登校距離。
激しい運動。(これは学校によるみたいだけど、思春期男子は大抵どこでも”発散のために”運動させられるみたい。)

あと、自立に向けて自分のことは自分でする というのもとても意識させられる。
靴ひもを結ぶ、傘を畳む(長傘はもちろん折り畳み傘も)そういうことが自分でできるように。
靴も子どもに洗わせてください って言われたしね。

2ℓのペットボトルや牛乳パックを自分で開けてコップに注ぐ。
これも誰にでも簡単にできそうなことながら、バンビは練習しないとできなかったこと。
力の入れ具合とか、注ぐ時の角度とかね。
入れすぎたり、こぼしたりを何度したことか。

電子レンジで温めたり、目玉焼きやオムレツを作ったり、これも何度かやらせているんだけど
卵を割るっていうのが不器用なバンビには意外と難しいみたいで、ひびを入れるつもりで全部出ちゃったり、器に殻が入っちゃったり...。

お店での買い物もバンビが注文を言ったり
バスに乗る時は 自分で愛の手帳を見せて「中学生です。」と言ったり(小学生?って聞かれることが多いので)
私の分も一緒に「大人二人分です。」と言ったりするようにしている。

ただ手帳を見せて、お財布(中にICカードが入ってる)でタッチするだけなんだけど
緊張のあまり吃音がひどくなったり、手帳を突き出しすぎて運転手さんに見えなかったり、手帳でタッチしようとしたり。
こういうのも場数踏んで慣れていくしかないんだよね。
何事も繰り返し練習あるのみ。

こういう時 人に接したがりのPWSは お店の人に「お願いします。」とか「ごちそうさまでした。」とか
やたらと話しかけたがるのが いい時もあり、悪い時もあり。
加減というか良い塩梅というか、そういうのを教えるのって結構難しい。

給食当番用の白い上着に 今は私がアイロン掛けてるんだけど、そのうちバンビに自分でやらせようっと。
英語の授業でアルファベットも習っているようだから、パソコンのローマ字入力を教えて
Wordやメールが自分でできるようになったらいいな。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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2 コメント

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はじめまして (SHINOBU)
2016-05-11 13:48:16
初めて訪問させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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SHINOBUさん♪ (suzu)
2016-05-13 20:46:17
コメントありがとうございます。お返事遅くなってすみません。

ブログを拝見しました。
これからゆっくり読んで、勉強させていただきこうと思います。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
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