バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

成人に向けての準備

2021年04月29日 | 社会的自立に向けて
 バンビ、18歳になりました。
このブログを始めた頃は 18歳のバンビなんて
まったく想像もつかなかったけど...

まぁ、18歳になったからと言って特別なこともなく
日々の積み重ねの上に今日がある というカンジかな。
食に関しては元より、癇癪とか放浪とかの大きなトラブルもなく
ちょっとおバカちゃんだけど(そこが困りものでもあり、可愛いくもある)
気のいい優しい青年に育ち
何より日々をバンビなりに楽しんで生きることができていることに
感謝・感謝の日々です。


 さて、以前にも書いたけど18歳になり、来年には成人するので
今年に入ってから 成人に向けた準備を少しずつ進めているところ。

いままで お年玉やらお祝いやらでいただいたお金を
ずっとゆうちょ口座に貯金してきたのだけど
今後 就労した場合にはお給料、あるいは障害年金とかも
毎月振込される生活口座が必要になる。

なので、別の銀行で口座を作り そちらで定期を組んで貯金し
ゆうちょ口座を生活口座にすることに決めた。
将来 もし地方で暮らすことがあっても、ゆうちょなら安心だしね。

これ、この前 オンラインで講演を聞いた時に講師の人が言っていたのだけど
将来 グループホームに入るとしたら
生活口座は支援員の方に管理(あるいは管理の支援を)してもらうことになるわけで
となったらセキュリティの観点から(別に疑うわけではないけれど)
当然貯蓄の口座とは別にしておく必要があるってこと。

で、まずは バンビの印鑑を作る。
講演会では 実印も作れって話だったけど、とりあえず今回は銀行印を
三文判じゃなく、成人の記念にそれなりのものを作ることにした。
いまどきはネットでサクッと作ることができて便利。
その印鑑を登録するよう変更の手続き。
ゆうちょ口座は通帳しか作ってなかったので、キャッシュカードを作る依頼もする。
この辺りが 本人が成人する前なら親ができること。

続いて 銀行口座の開設。
これ、いまどきはネットなんだよね。

バンビはまだマイナンバーカードを作ってないので
健康保険証を本人に持たせた写真と、それを補完する資料が必要で
今回は住民票を用意して それをアップロードする。
(この辺りは 銀行によって多少異なるらしいけど。)

いやー、こんなの本人自分でできないよね。
でも逆に言うと、成人してからでも親が作れるし、印鑑もいらないってことになる。
通帳も いまは基本Webで、紙の通帳は発行されない。
まぁ、貯金用の口座だからWebでもいいのだけど
本人のスマホにアプリをダウンロードするのは心配もあるし
手続きして 紙の通帳を発行してもらおうと考えている。

追記:定期預金を開設して通帳を作ろうと銀行の窓口に行ったら
 「当行では15歳以上はご本人様に来行していただかないと...」ってことだった。
 知的障害がありますがと言っても、通帳作るのは本人が来ないとダメらしい。
(定期口座の開設自体はネットでできるんだけどね。)
 成人したら本人以外は一切処理ができないけどいいのか?とも聞かれた。
 まぁ、ネットなら本人かどうかは確認しようがないからこのままでもいいのかな。
 後は例えば子どもの資産の管理をしている私に万が一の事態があったとしても
 オットなり第三者にそれがちゃんと引き継げるように管理をしておく必要があるってことだよね。 

というわけで、とりあえず口座の用意ができたので
この後は 本人にゆうちょ口座のお金の出し入れの練習をさせる予定。
平日でないと余計な手数料がかかるから、夏休みの課題になるかな。


顔写真付きの身分証明書って 何かと必要になるから
今後はマイナンバーカードも作らないとダメかも...。

まぁそんなこんなで
成人の向けての準備・第一段はいまのところ着々と進んでいます。
就労についても いよいよ最終学年なのでいろいろありますが...
長くなるので、また改めて書くつもり。

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