バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

お年玉で買い物

2013年01月10日 | 日々の出来事
今年のお正月、バンビにお年玉として1000円を渡した。
小学3年生には多いのか、少ないのか 相場はわからないけど...
私としては これで買い物訓練になればよいなー と思ってのこと。

バンビは いつも移動支援でヘルパーさんと出かけておやつを食べる時
(ミスドとか、図書館の中のカフェとかが多いです。)
自分の財布からお金を出して支払いをするようにしてもらってるんだけどね。


で、初詣に行った帰り、スカイツリーのショップに寄った時のこと。
急に「お年玉で買い物する」と言い出した。
よく行く、電車のピンズ(バッチ)を売ってるお店があるんだよね。
それが約300円で、残りは700円。

「ソラカラちゃんも買いたいんだよね。」
バンビは何故かぬいぐるみが好きで。
でも、700円で買えるかな~?

案の定、いちばん小さいマスコットでも900円以上する。
「ねぇ、バンビ。いちばん小さいのでもお金が足りないから、ぬいぐるみは買えないよ。」
「えー。じゃあ、大きいのにするよ。」

いやいや、何でそうなる。大きいのは何千円もするんだって。

これは お金の大きい・小さいがわかってない っていうのもあるんだけど
それより ”買えないことに納得いかない”っていう方が大きいみたい。
お金が足りなくて買えないことは薄々わかってるんだけど
買えないってっことが受け入れられない というかね。


「ぬいぐるみじゃなくて、シールにしない?」と言ってみても
「あっちにもあるかも。見てみる。」となかなか頑張る。

ここであきらめさせることもできるんだけどね。
時間をかけて納得させる努力を私がすれば...。

でも、この日はお店もすごく混んでいたし、もう夕方だったし
何より私も病み上がりで、あんまり気力がなかったので
まぁ、新年だし 大甘だけど、いいかぁ と思って、足りない分を出してやり
バンビは ソラカラちゃんのマスコットをget。
「一緒におうちに帰ろうねー。」と話しかけたりして、ご満悦。
(ちょっと怪しい人?)


お金の計算ができるようになること も大事だけど
ほんとにほしいものを決める(選ぶ)、買えなかったら我慢する 
そういう経験をこれからたくさん積んで、ちゃんとできるようにしていかないといけないんだろうな。

お金の計算は学校でも教えられるだろうけど
そういうことは 親がやるしかないもんね。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

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