バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

聴覚検査

2008年04月10日 | 日々の出来事
始園式の後、療育園で聴覚の検査。
今回は眠らせて脳波で判定するもの(ABRっていうんだっけ?)

この”眠らせて”がいつも一苦労。
睡眠導入剤のシロップは匂いからして甘苦いカンジで、確かにイヤなんだろうけど...。
「ごっくんできるおりこうさんは、帰りにタクシー乗れるよ。」と言うと、一瞬「えぇっ?」って嬉しそうな反応見せるくせに、いざ飲ませようとするとやっぱり完全拒否。
この繰り返しで時間ばかりかかって仕方ないので座薬に切り替え、何とか夢の中に送り込んだ。

結果は”右耳の聞こえが多少悪いようだけど、発語に影響を及ぼすほどではない”というもの。
まぁ、聞こえてるのはわかってたけど念のためにやった検査だから、結果は意外な気がした。
担当の先生は内科なので、治療が必要なレベルではないと思うけど念のため耳鼻科に行ってみたらと言われ、一筆書いてもらって終了。

薬の影響でフラフラして危ないから自転車には乗せないでと言われてたんだけど、様子を見たら大丈夫そうだったので(もちろん素人判断)おやつを食べさせて時間をおいてから帰ることに。

ところがバンビ、「タクシーに乗れるよ」って言われたこと(だけ)をしっかり覚えていて、タクシーを見るたびに「これ?」と主張する。
「お客さん乗ってるから乗れないよ。」とか、「あれは回送だから(バンビにわかるわけもないけど)乗れないよ。」とか、散々繰り返してようやく帰宅。

この都合の良い記憶力... 不思議だ。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp


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4 コメント

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ゆみママさん♪ (suzu)
2008-04-14 00:44:48
やっぱりそうなんですねー。
まぁ私でも都合の悪いことはすぐ忘れてしまうので、あんまり言えないですけどね。

そういう特性を利用して と言ったら言葉は悪いかもしれませんけど、ほんとに工夫をしたらお互いに気持よくスムーズに暮らせるのかもしれないですね。
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ちっこいのさん♪ (suzu)
2008-04-14 00:42:26
ヒカリちゃんもそうなんですね。
うちはどっちかと言うと、食べものより乗り物とかバンビの興味の対象に関してのことが多いかも。

タクシーはよく乗りたがって指をさすんだけど、そのうち手を挙げれば止まるんだってことを覚えたらやりそうで恐いです。

こっちは段々もの忘れがひどくなってきてるから、大事なことだけリマインドしてくれると便利なんだけどなー。(笑)
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Unknown (ゆみママ)
2008-04-12 11:25:16
楽しいことの記憶ははっきりしてるのです。

でも、都合の悪いことはすぐに忘れてしまいます。
だから、バンバン怒っていじけてしまっているのに、少しするとケロッとして、怒り甲斐がないのです。

楽しいことの方が、頭に入りやすいのでしょうから、怒り方も工夫したほうがいいのでしょうね。
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都合の良い記憶力 (ちっこいの)
2008-04-10 22:15:12
確かにあります!(笑)
「後でヨーグルト食べようね~」なんて言ったのを私が忘れていても、ヒカリはしっかり覚えていて冷蔵庫を指差したり
その割りには何度言っても、どんなに怒られてもトイレで遊びたがるし…
バンビ君はタクシーにどうしても乗りたかったんですね~。
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