バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

はじめての選挙

2021年07月05日 | 日々の出来事
 バンビは18歳になったので、今回の都議選に際して選挙権が発生。
人生はじめての投票に行くことになった。

 まず「選挙とは」をざっくり説明する。
これは学校で生徒会選挙とかをやっていて その時に習っているようなので
イメージくらいはできているみたい。

母:「世の中をよくするために、東京都で仕事をしてくれる人を選ぶんだよ。」
バ:「僕は女の人に投票したい。」

いや、それ 何の選挙? ww

バ:「僕はねー、コロナを早くなくしてほしいんだよね。
   だからそういう人を選びたい。」

うん、その気持ちはわかるけど...
それは一体誰だろう? ww


当日は雨の予報だったから、期日前投票にしようかな とも思ったけど
初めてのことにイレギュラー体験をさせなくてもいいかと思い直し
(障害ある子って 結構最初が肝心のこと多いしね。)
懐かしい母校の小学校に 家族3人で投票に行くことにした。

で、出かける前にもう一度 選挙公報を見せて
母:「誰を選ぶかを自分でよく考えて決めるんだよ。
  人に言われて決めないで。
  あと、誰に投票したかを 誰かに聞かれてもそれは言わなくていいよ。」
バ:「髪の毛縛ってる女の人はいないの?」

いや、なんでその質問? 誰か思い浮かべている人がいるのか... 謎 ww


で、いよいよ 現地。
「この紙を渡して、投票用紙をもらったら台で名前を書くんだよ。
 台のところにも名前が書いてあるから それを見て書いていいよ。」
ともう一度説明してから 私が先にやって見せる。

名前を書くのに だいぶ時間が掛かっていたけど
それでも無事投票することができた。

いつも 余暇活動のコーチの奥さんが選管として座ってらっしゃるのだけど
(地元で小さい頃からバンビのことを知ってくれている人)
今回も気が付いて コロナ対策のパーテション越しに
「バンビくん!? そうなのね~」とびっくりされていた。
地域の人に成長を見守ってもらえるようで ちょっと嬉しかったな。

そんなこんなで はじめての選挙は無事終了。
バンビも1人の社会人として権利を行使できたことは喜ばしいこと。

いつか 親と一緒でなくても選挙に行ってちゃんと投票できるように
これからも経験を積んでいけたらいいな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 就労への道⑪ 企業実習まさか... | トップ | ありがとう、T先生 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の出来事」カテゴリの最新記事