”就学したと思ったらもう就労の話?”と言われそうだけど...。
実際、私自身もついこの間までは”就労なんてまだ先過ぎてイメージできない”と思っていた。
でも、バンビの自立までは あと11年。
これまでの7年が振り返ればあっという間だったんだから、これからの11年はきっともっと早く過ぎる気がする。
そして、社会的自立は一時の努力で成立するようなものじゃないわけで、小学生になったら少しずつ将来に向けての準備を始めていくべきものらしい。
特別支援級と普通級の違いはまぁいろいろあるんだろうけど、この1ヶ月実際支援級にバンビが通ってみて感じたのは、”支援級は常に「将来の社会的自立」を目指して日々の生活の中で訓練を積んでいくところなんだなぁ。”ということだった。
先生の視点の中に常にそれがあるように感じる。
まぁ、F小W学級の主任の先生が特に(勉強よりも)それを重視しているらしいという話だけど。
健常児なら自然に身につけられることでも、障害児にはそれを意識的にさせないと難しいということなんだろう。
でも、他の1年生のママの中には
「えーっ、うちの子 将来作業所なんかで働いてほくないし。
こんなに普通級と支援級で学習内容に差があるなんて思わなかった。もっと勉強に力を入れてほしいわ。」
と言ってる人もいる。
子どもの将来をどういう風にイメージしているんだろう?
”いつかは(中学とか高校で?)普通級に戻れるんじゃないか。将来は一般企業で働けるはず。”
言葉の端々にそんな風に感じ取れるものがある。
たぶん、そのお子さんは支援級の中ではレベルが高い方だからなんだろうけど。
でも、能力的に優秀でも(優秀であるがために かもしれない)就労でうまくいくとは限らないのが現実だって耳にするんだよね。
まぁ、もちろん親としてのその気持ちは私もわかるんだけど...。
私自身は そりゃこれまでいろんな心の葛藤はあったけど、今はバンビの能力や現実をしっかり受け止めているつもり。
そして”将来(親亡き後も)バンビがちゃんと世の中で生きていけること”がバンビにとってはもちろん、私にとっても最重要課題と認識しているので
限られた時間と先生のパワーとで、どっちかにしかウェイトをかけられないのだったら、就労に向けてよろしくお願いします と言うなぁ、やっぱり。
W学級の先輩ママさん達も「勉強は家とか学校以外でフォローするしかないのよ。」と言いながらも、W学級の方針に対してはそれを良しとしている印象だった。
逆に言えば、勉強は家でも他のところでもフォローできるってことなんだと思う。
でも、就労に向けた地道な訓練は、日々の生活の中でコツコツと積んでいくしかない。
それには子どもが1日の大半を過ごす学校と家でやってくしかないんだと思う。
例え九九が全部言えなくても、将来 例えば1000円持って必要な食材をその金額の範囲内で 自分で買えるようになれるなら、それはそれで生きていけるわけで。
「目指す姿は何なのか?」
それを親はどう設定するのかが 問われてくるんだと思う。
普通級か支援級か-就学先の選択も、最終的にはそれがポイントになるんじゃないかと今になって思うし。
でも、どっちを選んだとしても 学校に任せれば何とかなるなんてそんなに甘い話ではない。
やっぱりどっちにしろ 何らかのフォローは必要なんだよね。
目標を設定するには、我が子の能力や性質や、社会の現状をよく把握しておかないとならないし。
それに、親の願いと本人の希望が一致しないとツライしね...。
親は常に迷い・悩み、子どものために足を運び、心を遣い、頭を使い...なかなか身の休まる時ってないのかも。
そう簡単に楽はさせてもらえそうもないなぁ。
W学級の先輩ママさんのお誘いで「手をつなぐ親の会」(障害者の親の会の1つ)というのに入ったんだけど、そこの会報で初めて知的障害児の「キャリア教育」という言葉を目にした。
これすごく参考になるので、また改めて書いてみたいと思ってます。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
実際、私自身もついこの間までは”就労なんてまだ先過ぎてイメージできない”と思っていた。
でも、バンビの自立までは あと11年。
これまでの7年が振り返ればあっという間だったんだから、これからの11年はきっともっと早く過ぎる気がする。
そして、社会的自立は一時の努力で成立するようなものじゃないわけで、小学生になったら少しずつ将来に向けての準備を始めていくべきものらしい。
特別支援級と普通級の違いはまぁいろいろあるんだろうけど、この1ヶ月実際支援級にバンビが通ってみて感じたのは、”支援級は常に「将来の社会的自立」を目指して日々の生活の中で訓練を積んでいくところなんだなぁ。”ということだった。
先生の視点の中に常にそれがあるように感じる。
まぁ、F小W学級の主任の先生が特に(勉強よりも)それを重視しているらしいという話だけど。
健常児なら自然に身につけられることでも、障害児にはそれを意識的にさせないと難しいということなんだろう。
でも、他の1年生のママの中には
「えーっ、うちの子 将来作業所なんかで働いてほくないし。
こんなに普通級と支援級で学習内容に差があるなんて思わなかった。もっと勉強に力を入れてほしいわ。」
と言ってる人もいる。
子どもの将来をどういう風にイメージしているんだろう?
”いつかは(中学とか高校で?)普通級に戻れるんじゃないか。将来は一般企業で働けるはず。”
言葉の端々にそんな風に感じ取れるものがある。
たぶん、そのお子さんは支援級の中ではレベルが高い方だからなんだろうけど。
でも、能力的に優秀でも(優秀であるがために かもしれない)就労でうまくいくとは限らないのが現実だって耳にするんだよね。
まぁ、もちろん親としてのその気持ちは私もわかるんだけど...。
私自身は そりゃこれまでいろんな心の葛藤はあったけど、今はバンビの能力や現実をしっかり受け止めているつもり。
そして”将来(親亡き後も)バンビがちゃんと世の中で生きていけること”がバンビにとってはもちろん、私にとっても最重要課題と認識しているので
限られた時間と先生のパワーとで、どっちかにしかウェイトをかけられないのだったら、就労に向けてよろしくお願いします と言うなぁ、やっぱり。
W学級の先輩ママさん達も「勉強は家とか学校以外でフォローするしかないのよ。」と言いながらも、W学級の方針に対してはそれを良しとしている印象だった。
逆に言えば、勉強は家でも他のところでもフォローできるってことなんだと思う。
でも、就労に向けた地道な訓練は、日々の生活の中でコツコツと積んでいくしかない。
それには子どもが1日の大半を過ごす学校と家でやってくしかないんだと思う。
例え九九が全部言えなくても、将来 例えば1000円持って必要な食材をその金額の範囲内で 自分で買えるようになれるなら、それはそれで生きていけるわけで。
「目指す姿は何なのか?」
それを親はどう設定するのかが 問われてくるんだと思う。
普通級か支援級か-就学先の選択も、最終的にはそれがポイントになるんじゃないかと今になって思うし。
でも、どっちを選んだとしても 学校に任せれば何とかなるなんてそんなに甘い話ではない。
やっぱりどっちにしろ 何らかのフォローは必要なんだよね。
目標を設定するには、我が子の能力や性質や、社会の現状をよく把握しておかないとならないし。
それに、親の願いと本人の希望が一致しないとツライしね...。
親は常に迷い・悩み、子どものために足を運び、心を遣い、頭を使い...なかなか身の休まる時ってないのかも。
そう簡単に楽はさせてもらえそうもないなぁ。
W学級の先輩ママさんのお誘いで「手をつなぐ親の会」(障害者の親の会の1つ)というのに入ったんだけど、そこの会報で初めて知的障害児の「キャリア教育」という言葉を目にした。
これすごく参考になるので、また改めて書いてみたいと思ってます。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
なんとなく支援級に進んだ方が就職は堅そうだ…みたいな甘いビジョン(それビジョンって呼ぶのか?)を持っていたのですが、そうすると勉強は家庭でもかなりフォローが必要なんですね…
何年生で漢字を勉強するか、九九を学ぶかとか...。
指導要領とかはどうなってるの? ってカンジなんだけど。
それに支援級だと先生と保護者が相談?の上、個々に指導計画が作られるはずなんだけど、出来上がった計画についてフィードバックがある学校とない学校があるらしいし。
不思議です。
この辺は何かわかったら、また追々ブログにも書いていきますね。
で、結局勉強については 普通級に行けば周りに付いてくのにフォローがいるし、支援級に行けば学校がゆるいのでフォローがいるし、どっちにしろいるんだな というのが、今の私の印象です。やれやれ~。