バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

小学校と中学校の違い

2016年06月16日 | 就学に向けて
そろそろ、就学相談が始まってる頃ですね。
もうあれから1年経つのかと思うと早いなぁ...。

 バンビも入学から2ヶ月。
中学での生活に慣れてきているようだけど、やっぱり彼にはいっぱいいっぱいなところも多いんだと思う。

バンビの場合
例えば、小学校だと行事予定とか持ち物とかは 先生から親に向けたプリントが配布されていたけど
中学では 児童が先生の指示(それも一斉指示)を聞いて、自分でそれを連絡帳に書き取らなければならない。
もちろん、先生も黒板に書き出したりして 視覚的フォローはしていくれているようだけど
バンビみたいな子には これがなかなか難しい課題なんだよね。


先日、連合体育祭の練習を他校と合同でやるので
体育着登校で、持ち物は空の財布 と書いてあったことがあり。

なぜ 空の財布? と聞いても、本人よくわかってない。
まぁ たぶん小銭を配布されて、それを財布に入れていってバスに乗る時に自分で料金を払うんだろう と思って
そう言うと 「あぁ、そうだった。」って。おい!

体育着のまま下校するの? 制服もいるの? と聞いても「わからない。」
念のため持たせたら 体育着で帰ってきて
しかも制服は 「学校に置いてきちゃった。」って、おーい!

「明日何着て学校行くの?」と言ったら、「だって、わからなかったんだよー。」(涙)

仕方ないから冬服のズボンを引っ張り出す羽目に...。


先生の口頭での指示を その場で理解してそつなくこなせる子もたくさんいるんだろうけど
バンビには 集中して人の話を聞くところからして難しいからなぁ。


その出来事を先生に話したら
”他の1年生にもそういうことはありがちなので大丈夫です。
 でも、今後を考えると バンビくんだけに特別にプリントを出すというような対応はできないので
 個別に声掛けをするくらいになります。”
という受け答え。

もちろん私も 個別対応を期待しているわけじゃないので構わないんだけど。
こういう場数を踏んでいって、経験積んで、少しずつ慣れていけばいい と思っているから。

将来、働くことを想定したら こういう力は身に着けておいた方がいいもんね。


逆に言うと 最初は失敗しても、これに慣れて行けるようになれれば 支援学級に通う意味があると思う。
場数踏んでもこの子には無理という状況なら 支援学校の方が適切だろうし。


これから中学の見学や体験をされる子のパパママは 是非そういうところを実際に見て考えてもらえたらいいんじゃないかな。
単に授業だけ見たら、小学校と中学校 そう大差ないことやってたりする場合もあるから
それだけで判断してもねぇ っていうところあると思うよ。

時間的に可能なら(学校が対応しているなら)
是非早めに行って 朝の会の様子を見るとか、帰りの会までいて見てみるとか をお勧めするな。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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