バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

連合体育祭

2016年06月21日 | 日々の出来事
先日、区内の中学の支援学級7校が集まって体育祭が行われたので、見学に行ってきた。


短距離走は見逃してしまったのだけど、バンビは頑張って走っていたらしい。
小さい頃からバンビを知っているママ友に「腕を振って走れるようになっててすごいねー。」と言われて
なんだかとても嬉しかった。

リレー(全員をA・B2チームに分けて、Aチームの中で赤白×2の4つのグループで競う)では
バンビは最後から2番目の走者だったので
バンビのせいで逆転負けになっちゃったら... と心配していたのだけど
想像よりはるかに速いスピードで走り切り、リードを守って最終走者にバトンを渡すことができたので
びっくりしてしまった。


先生にも素晴らしかったとお褒めの言葉をいただき、バンビも嬉しかった様子。
連絡帳に”こういうことが本人の自信につながるといいですね。”と書いてあったけど
まさに そうだよねー。

ボール送りもルールがわかってなくて前に走っちゃう子が数人いたけど、バンビは頑張っていてグループは1番になったし
パン喰い競争もバンビは2位だった。(笑)



翌日、小学校の連合運動会を見学しに行ったのだけど、小学校はまだまだみんなかわいい!
そして、改めて見てみると 走れない子って多いんだな... って思った。

いや、みんなそれなりに走ってはいるんだけど
なんていうんだろう? 
まるで競歩みたいなカンジで 膝とか足首とかを曲げず
腕も振らず、ガチガチした動きなんだよね。

走るって 要は身体をスピードに乗せていかに体重移動をスムーズにするかなんだと思うけど
まるでそういう動きになってない子がすごく多くてびっくり。

もちろん バンビもそうだったんだと思うし、今もそういう傾向にはあることに変わりないけど
でも、小2の時からミニバスケのクラブに入って、毎週毎週走って
かなり身体が変わってきたんだと感じる。
指導してくれる先生が元体育の先生で
「走れる身体になってきたよ。」って言われたことがあるんだけど
ほんとそんなカンジ。

運動療育専門の放課後デイサービスにも小学校の時から通っていて
そこの指導員さんにも「最近X脚が良くなってきたみたいで、まっすぐ跳べるようになってきました。」
って言ってもらったばかり。


認知に課題が多いから勉強面ではできないことが多いけど
せめて運動面で(そりゃ定型発達の子はもっとできるけど)バンビなりにちゃんと走れたり泳げたりして
学校生活の中で(←ここがポイント)それを認めてもらえるのって
すごく本人には自信になることだと思う。

そりゃ、もちろん速く走れなくても生きてはいけるんだけど
身体の使い方を小さいうちに身に着けられると 疲労も違うだろうし
うまくいかないことが少ない=ちゃんとできることが増える
そういうことって メンタルにも少なからず影響あると思うんだよね。

小学校時代に頑張ってそれをバンビに身に着けさせてあげられてよかったなぁ って、今しみじみ思ったりして。
何事も”継続は力なり。”
頑張ってるね、バンビ。偉いぞ!


メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まさかの交通事故 その後 | トップ | まさかの交通事故 その後②コ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の出来事」カテゴリの最新記事