バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

大人っぽい会話

2012年01月25日 | 日々の出来事
バンビはまだまだ滑舌が悪く、吃音もあるし
それに話が一方的というか、前後の脈略関係なく唐突に自分の言いたいことを話すので
背景が大体わかる私には理解できても
オットを初め、他の人には「何の話?」ということが多い。

それでも、最近はちゃんと3語文(主語、目的語、述語)を理解し
”て・に・を・は”もちゃんと使い分けて話ができるように少しずつなってきている。
(これって何でもないことのようで、子供には
 特にバンビのような子には結構難しいことらしい。


どこで覚えてくるのか、言い回しも何となく大人なカンジで
2、3日前は”とっくに”というのが ハマるフレーズだったらしく
「ママ、それはもう”とっくに”終わっちゃったんだよ。」とか
何となくしたり顔で言われたりするのが面白かった。


そう言えば、今年の元日
オットと私が何かを話している最中にバンビが何やら話しかけてきて
でも会話の途中だったから、それに反応しないままでいたら
バンビが「ねぇ、ちょっと聞いてくれないかなー。」と言ったので
オットと思わず吹いてしまったことがあったっけ。
それが今年の初笑い。


思えば、バンビはなかなか言葉が出なくて
歩くのがPWSにしては早かっただけに焦ったりした頃があったんだよなー。

そりゃ、子どもと一緒に歩けるようになったら嬉しいし
子どもがあれこれ話してくれるようになったら楽しい。
でも、まぁそれは親の気持ちであって。
当の子どもだって、みんなと同じように自分も歩きたいとか
気持ちを言葉で伝えたいとか そういうのはもちろんあるだろうし
でも、うまくできなくて、子供なりに悶々としたりもしてたのかもしれない。
そういう気持ちが吃音として出ちゃったりもあるのかなぁ...。


人より時間かかるけど、でもバンビはこうやって歩けるようになったし
おしゃべりもできるようになってきたし
私も嬉しいし、楽しいけど
何より本人が元気に走り回り、嬉しそうにしゃべっている姿を見るのが幸せ。

まだるっこしい長いおしゃべりに、時にはちょっとジリジリしちゃうこともあるけど
そんな気持ちを忘れないで
いつもニコニコして聞いてあげられるお母さんでいたいな。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp

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2 コメント

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匿名親父さん♪ (suzu)
2012-01-25 16:26:06
PWSで吃音があるお子さん 結構いるようですね。
舌も筋肉なので、その辺もあるのかもしれませんが...。

おっしゃるとおり”しゃべりたいこととしゃべる能力のギャップ”もあると感じます。

お子さん、人の話にツッコミ入れられるくらいなら立派ですね。
うちもまったく吃らない時もあるので、心理的な影響が大きいのかもしれません。
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Unknown (匿名親父)
2012-01-25 15:48:51
家も吃音があったりで色々心配もし、OTとかにも行ってみたりしたのですが、効果があったのやらなかったのやら。今でも吃音はありますし、ある程度しゃべりたい事としゃべる能力のギャップは仕方がないみたいです。
ただおかしいのは、人の話に突っ込みを入れる時とか、ボソッと変なことを呟く時とか、これがちっともどもらない。突っ込むタイミングとかも絶妙で、これが人間関係でもプラスになっているみたい。
PWSではあまり早くから喋るのが堪能すぎても考えをそのまま口にするようになる傾向があるようなので、じっくり腰をすえてその子に合わせた喋り方を作っていく方が良い様に思います。
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