バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

数の理解

2014年12月18日 | 日々の出来事
バンビは年内に九九を全部合格できるよう、相変わらず悪戦苦闘中ですが
先日、久しぶりにたし算の宿題をやっていて、1桁+1桁の計算を指を使っていたのでびっくり。
+2、+3までは何とか指を使わずに”頭の中で数えて”できるんだけど
+4になると、それも無理らしく...(涙)

でも、そもそもたし算なんて、”数えてやるもの”ではないよね。
2+5は7だし、3+4も7だけど
それっていちいち 2の次から5つ数えて3,4,5,6,7 とかしないじゃない?
2+5=7 って、反射的に答えられるのは そういう「原理」を踏まえた上で
答をそういうものと記憶しているから だと思うんだけど。

バンビは やっとその原理は理解できつつあるようだけど
頭のメモリ容量が極めて小さいせいか、覚えきれないみたいで。
いちいち原理原則どおりに数えないとダメみたい。

繰り上がりのたし算や、繰り下がりのひき算も
教えたその時はルールを覚えて、問題を解くことができるんだけど
いろんな問題をミックスしてやらせると 混乱してわからなくなるらしく
翌日以降はまたルールを教えるところからやり直し。

つまり、根本的に数の概念がわかってないんだろうな。
土台がちゃんとできてないのに、その上にいくらものを積んでもすぐ崩れてしまうだけ。
もうすぐ6年生なのにそこから? と思うと、やりきれない気持ちになるけど
いくつになろうと、そこができてないとダメなことに変わりない。
やれやれ...。


指で数える代わりに、そろばんはどうか と思ったりしたけど
あれも、1と4で5、2と3で5というように、5までの数の概念が身についてないと
やっぱり難しいみたい。


子どもの数の概念の習得は、やっぱり小さい時からたくさん数に触れることが大事なんだろうな。
遊びながら、おやつを食べながら、お風呂に入りながら
数字を唱える(逆順や、1つとばし・2つとばしとかも)
数量を数える(合わせていくつ? 1つ取ったらいくつ? 2人で分けたらいくつ?)
手遊びや数え歌、絵本で数に触れる。
そういうことの繰り返しであり、積み重ねでもあるんだろう。

うちもそれなりにやってきたつもりではあったんだけど、ぜんぜん足りなかったんだろうなぁ...
というか、バンビの実年齢と、心理面の発達(プライドや意欲)とこういう認知面の発達がアンバランスで、その辺うまくいかなかった気がする。
いずれにしても、今になって反省やら後悔しきり。

乳幼児のパパ・ママは、いまのうちからその辺心がけておくと良いかもねぇ。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 溺死寸前?危機一髪! | トップ | お薦めサイト(幼児教育用プ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の出来事」カテゴリの最新記事