バンビが心臓手術で入院していた病院は、うちから電車で2時間弱かかる。
今回の診察は、退院以来初めての電車に乗っての外出。
まだ体力も万全でなく、胸骨が骨折状態のバンビだけに、道中座りたくなることもあるかもしれない と思い
以前入手していた「ヘルプマーク」を今回初めてバンビの鞄に着けてみた。
ヘルプマークって、こういうの↓
東京都の福祉保健局が作っているもので、詳しくはこちらをご参照。→「ヘルプマーク」
いろんな「見えない障害」を抱えてる人っているわけで、そういう人がこれを付けることによって
必要な支援を受けやすくする っていうものなんだけどね。
でも、私が今回これを使ってみたのは、それによってバンビを座らせてもらおうと思ったわけではなく
例えば、優先席にバンビを座らせていても ”何かあるのね”って思ってもらえたらいいな くらいのカンジだった。
で、午後の診察だったので、帰りはもうラッシュアワーにかかってしまい
電車が割と混んでいて、バンビは座れなかった。
かなり疲れも出てきたのか、胸が痛いと言って座りたがっていたんだけどね。
乗り込んだところは優先席の近くだったんだけど、まだまだヘルプマークが一般に浸透しているとは言い難く
タグを”何だろう?”と注目する人はいても、席を譲ってはもらえない。
やっぱりなぁ と思ったら...
優先席のいちばん奥でビール片手のオジサンが気づいて、手招きしてくれた。
その時はそこまで行き着くのがちょっと大変そうだったので、大丈夫です と遠慮したのだけど
数駅先でそのオジサンが降りる時に「ここに座りな。」と言ってくれたので、ありがたく座らせてもらった。
正直、ちょっと意外な展開だった。
で、思ったこと。
やっぱりこういうのって、あるといいなー。
だから、どんどん使っていくべき。使うことで世の中に浸透させていくべきだと思う。
うちのオットも以前、ラッシュの時近くにいたオジサンに「押すなよ、こっちは腰の手術したばっかりなんだ!」って
怒鳴られたことがあるらしい。
その時は「そんなん、知らんがな!」って腹立ったそうだけど(まぁ、無理もない)
こーいうのあれば、周りが配慮できるからいいよね と言っていた。
以前、このブログにも書いたことあると思うんだけど
「知的障害があります、ご配慮お願いします」っていうバッチもあって
例えば 多動とか奇声をあげちゃう人とか 知人で利用している人もいるんだけど。
もちろん、それはそれで悪くないと思う。
でも、このヘルプマークは 別に障害に限らず配慮なり支援が必要な人が使えるから、もうちょっとマイルドっていうか
「障害がある」ってことで悪目立ちしなくていい。(言葉は適当ではないかもしれないけど)
”何かあるのね、大丈夫かな。”って思ってもらえるカンジ?
このタグの裏にシール貼れるようになっていて、そこに氏名とか緊急連絡先とか
必要な支援を受けるための情報が書けるようになってるんだけど
あんまりその手の個人情報を何もない時にも公開しちゃうのもどうかと思うし
そういう意味では まだまだ使い勝手とかも改良の余地があると思うんだけどね。
バンビも今はまだ一人で出歩くことはないから、そういう情報は基本的には必要ないけど
でも迷子になった時とか困るし、私は個人情報保護のシールを上から貼ってみた。
でもそれもとにかく使っていって、そういうユーザーの声も上げていって改良されたらいいなと思う。
そして、ゆくゆくは東京都だけじゃなく全国的に展開されていくといいなー。
別にデザインはこれでなくても(ちょっとなんかの宗教っぽいカンジも否めないし)
万国共通のシンボルマークがあればいいんだけどね。
余談ながら...
実は「車椅子マーク」は車椅子利用者以外にも障害者全体のための世界共通のマークらしいんだけど
どうも絵的に車椅子のイメージが強すぎて、そういう理解には至らない気がするんだよね。
それに、妊婦は障害者じゃない とかで、駐車場でもめたりすることあるらしい。
元気な妊婦には必要ないかもしれないけど、妊娠で身体的にデリケートな状態の人には援助が必要なわけだから
障害者に限らず、「支援や配慮が必要な人」っていう世界共通のシンボルマークがあるとやっぱりいいと思う。
そして、”そういう人には思いやりを”なんてわざわざ言って啓蒙しなくても
それを見たら誰もがそうできるような世の中になればいいなぁ...。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
今回の診察は、退院以来初めての電車に乗っての外出。
まだ体力も万全でなく、胸骨が骨折状態のバンビだけに、道中座りたくなることもあるかもしれない と思い
以前入手していた「ヘルプマーク」を今回初めてバンビの鞄に着けてみた。
ヘルプマークって、こういうの↓
東京都の福祉保健局が作っているもので、詳しくはこちらをご参照。→「ヘルプマーク」
いろんな「見えない障害」を抱えてる人っているわけで、そういう人がこれを付けることによって
必要な支援を受けやすくする っていうものなんだけどね。
でも、私が今回これを使ってみたのは、それによってバンビを座らせてもらおうと思ったわけではなく
例えば、優先席にバンビを座らせていても ”何かあるのね”って思ってもらえたらいいな くらいのカンジだった。
で、午後の診察だったので、帰りはもうラッシュアワーにかかってしまい
電車が割と混んでいて、バンビは座れなかった。
かなり疲れも出てきたのか、胸が痛いと言って座りたがっていたんだけどね。
乗り込んだところは優先席の近くだったんだけど、まだまだヘルプマークが一般に浸透しているとは言い難く
タグを”何だろう?”と注目する人はいても、席を譲ってはもらえない。
やっぱりなぁ と思ったら...
優先席のいちばん奥でビール片手のオジサンが気づいて、手招きしてくれた。
その時はそこまで行き着くのがちょっと大変そうだったので、大丈夫です と遠慮したのだけど
数駅先でそのオジサンが降りる時に「ここに座りな。」と言ってくれたので、ありがたく座らせてもらった。
正直、ちょっと意外な展開だった。
で、思ったこと。
やっぱりこういうのって、あるといいなー。
だから、どんどん使っていくべき。使うことで世の中に浸透させていくべきだと思う。
うちのオットも以前、ラッシュの時近くにいたオジサンに「押すなよ、こっちは腰の手術したばっかりなんだ!」って
怒鳴られたことがあるらしい。
その時は「そんなん、知らんがな!」って腹立ったそうだけど(まぁ、無理もない)
こーいうのあれば、周りが配慮できるからいいよね と言っていた。
以前、このブログにも書いたことあると思うんだけど
「知的障害があります、ご配慮お願いします」っていうバッチもあって
例えば 多動とか奇声をあげちゃう人とか 知人で利用している人もいるんだけど。
もちろん、それはそれで悪くないと思う。
でも、このヘルプマークは 別に障害に限らず配慮なり支援が必要な人が使えるから、もうちょっとマイルドっていうか
「障害がある」ってことで悪目立ちしなくていい。(言葉は適当ではないかもしれないけど)
”何かあるのね、大丈夫かな。”って思ってもらえるカンジ?
このタグの裏にシール貼れるようになっていて、そこに氏名とか緊急連絡先とか
必要な支援を受けるための情報が書けるようになってるんだけど
あんまりその手の個人情報を何もない時にも公開しちゃうのもどうかと思うし
そういう意味では まだまだ使い勝手とかも改良の余地があると思うんだけどね。
バンビも今はまだ一人で出歩くことはないから、そういう情報は基本的には必要ないけど
でも迷子になった時とか困るし、私は個人情報保護のシールを上から貼ってみた。
でもそれもとにかく使っていって、そういうユーザーの声も上げていって改良されたらいいなと思う。
そして、ゆくゆくは東京都だけじゃなく全国的に展開されていくといいなー。
別にデザインはこれでなくても(ちょっとなんかの宗教っぽいカンジも否めないし)
万国共通のシンボルマークがあればいいんだけどね。
余談ながら...
実は「車椅子マーク」は車椅子利用者以外にも障害者全体のための世界共通のマークらしいんだけど
どうも絵的に車椅子のイメージが強すぎて、そういう理解には至らない気がするんだよね。
それに、妊婦は障害者じゃない とかで、駐車場でもめたりすることあるらしい。
元気な妊婦には必要ないかもしれないけど、妊娠で身体的にデリケートな状態の人には援助が必要なわけだから
障害者に限らず、「支援や配慮が必要な人」っていう世界共通のシンボルマークがあるとやっぱりいいと思う。
そして、”そういう人には思いやりを”なんてわざわざ言って啓蒙しなくても
それを見たら誰もがそうできるような世の中になればいいなぁ...。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
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