バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

箱根の旅

2011年03月02日 | 日々の出来事
親の会の交流会で箱根に行ってきました。
去年は5月で、調度学校の運動会に重なってしまって行けなかったけど、無事リベンジを果たすことができて良かった。

バンビには事前に言うとうるさいから前日の夜まで黙ってたんだけど、やっぱり嬉しいみたいで
「SARAちゃん来る? ぷみっちょクンは駅で待ってる?」と、同じようなことをずーっとずーっと繰り返し言ってました。

当日はのんびりお昼頃ロマンスカーで出発。子ども達のテンションはMAX 
そりゃ、大人だって旅行って何となくウキウキして嬉しい気分だもんね。
わかるけど...まぁ、落ち着くまでが大変。
みんなでお弁当を食べてるうちにあっという間に箱根湯本に到着。

交流会でちょこっと話して、バイキングで夕飯。(お酒も飲み放題って嬉しい
お風呂で汗を流したら、お楽しみ会。(パパさんがマジックショーをやってくれました。)
子ども達を寝かしつけたら、大人のお楽しみ会。
成人のPWS本人として唯一参加してくれたHクンが差し入れてくれた絶品キムチ(作業所で作ってるんだって)を堪能しつつ、話しのネタは尽きることなく深々と夜は更けて...。

朝も露天風呂入って、バイキング食べて。博物館行って。
帰りのロマンスカーでは親も子も、もう完全エネルギー切れ状態だったなぁ。

3時過ぎまで喋り倒すってのも、何か久々。
年取ると ちょっと無理すると回復までに時間がかかるのが哀しいけど。


しかし、やっぱり行って良かった。
まずもちろん楽しいし、いろんな人と話すといろんな気づきが得られるし
あと成人したPWSの人と接することで、生活ぶりとかいろいろ知ることができて、今回とても勉強になったと思う。


同年代のPWSと健常児(きょうだい児)が揃う中で、バンビは性格なのかきょうだいがいないせいなのか、なかなかみんながわーっと盛り上がってる中に自分から積極的に入っていこうともせず、いつもと変わらず一人シールで遊んでたりするのがちょっと気になったり。
人に興味がないわけじゃなく、Hクンのことお兄ちゃんお兄ちゃんと構ってもらいたがったり(バンビだけじゃなく、子ども達に大人気だったんだけどね)
他のママに寄っていったりで、やっぱり大人が好きな志向は変わらず。
学校だとお友達ともすごく楽し気に過ごせるようになったのに、やっぱりこういう状況では気持ちが臆してしまうのかもしれないな。

すごく積極的に子ども同士関わって盛り上がれる子もいるから、同じPWSと言ってもやっぱり性格はそれぞれなんだなぁ と改めて思う。

まぁ、私が介してきっかけを作ってやると一緒に遊べたりするから、まだ友達と関わるスキルが未熟なだけなのかもしれないけど。
その辺が今後の課題かも。

バンビにとっとは新たな体験は何でも貴重だし、親の私にとっても普段のシチュエーションにはないこういう集団生活の中で、他の親子を見てそんな新たな”気づき”が得られることもとっても貴重。

世話役の方々、大人数を取りまとめるのはほんとに大変だったと思うけど、おかげで楽しかったです。どうもありがとうございました。

今回は参加できなかった方も次回は是非。
一緒に温泉つかって、おいしいお酒飲んで語り明かしましょう。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
コメント (4)
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