これなら通じる技術英語ライティングの基本 | |
平野 信輔 | |
日本能率協会マネジメントセンター |
派遣で働いていた時に、技術文書の英訳を頼まれることがありましたが、その会社で必要な内容にぴったりの本というのはなかなかなくて、結局5冊くらい買いました。
この本は日本人なら作りそうだなというだらだらした英文を、こうするといいですよと教えてくれてすごくわかりやすい。
ただし、「基本」というタイトルなので、辞書のように必要な言葉を調べたいという人には不向きかもしれませんが。
いつも最初からきっちり読み過ぎて最後まで終わらないうちに返却期限が来てしまうことが多いので、今日はぱらぱらと後ろの方を読んでみました。
第2部は「英文法」なので、技術文書以外にも役に立ちそう。
from と off についてこんな説明がありました。
Do not throw anything from the window.
投げる人が窓のところにいて、何かを狙っている感じ。
Do not throw anything off the window.
特に何かを狙っているわけではなく、窓から何かを投げる感じ。
ミステリーによくありそうなシーン。
電車の窓から犯人が凶器の銃を川に捨てようとしている。それを外から目撃した人がいるが、犯人の姿は見えず、ただ水面に落とされた銃だけが見えた。
この場合は、 from the window ではなく off the window ってことでしょうか?