さて、今年も「ロード・オブ・ザ・リング」が年内最後の映画になりました。
改めて、これは英雄物語ではなく、ホビットの物語なのねとしみじみ。
でも、やっぱりアラゴルンかっこよいですけど。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
さて、今年も「ロード・オブ・ザ・リング」が年内最後の映画になりました。
改めて、これは英雄物語ではなく、ホビットの物語なのねとしみじみ。
でも、やっぱりアラゴルンかっこよいですけど。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
ここ数年の習慣で、年の終わりは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作鑑賞。
長いので小休止。
ここで2008年に見た映画の何でもベスト発表。
対象は新作というわけではなく、とりあえず今年初めて見た映画から色々な意味で印象に残った映画を選んでみました。
泣けた
ルディ
テラビシアにかける橋
笑えた
魔法にかけられて
この映画に笑ったと言うより、シマリスピップのジェスチャーに笑ったと言った方が正確ですが。
ファンタジー(騙されて嬉しい)
幻影師アイゼンハイム
こけた
トータル・ストレンジャー
タロット殺人事件
出演者に支払われたギャラを考えると、ああもったいない
最低CG
紀元前1億年
このB級度はすごかった
けっこう面白かったけど、もう2度と見ないと思う
クローバー・フィールド
嬉しい発見
ザ・ライド ハワイアン・ビーチ・ストーリー
メルさん、教えてくれてありがとう!
エイプリルの七面鳥
まだまだ見逃している面白い映画がいっぱいあるんだろうなあ。
脚本賞
主人公は僕だった
JUNO /ジュノ
次は個人賞
それぞれ、この人でなくちゃねと思わせてくれました。
ヘレン・ミレン(クイーン)
ブルース・ウィリス(ダイ・ハード4)
やっぱりジョン・マクレーンはかっこよい。
ダスティン・ホフマン(マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋)
ジョン・キューザック(さよなら、いつかわかること)
これからの彼に期待しちゃいます。
ジュード・ロウ(マイ・ブルーベリー・ナイト)
本当はもっと2枚目じゃない人がやった方が映画としては面白くなった気がしますが、ジュード・ロウはジュード・ロウということで個人賞。
最後は今年の もんがら賞
悩んだ結果1本に決められずこの2本
ペネロペ
イースタン・プロミス
以上2008年の総括でした。
来年も面白い映画がいっぱい見られますように。
さて、また「ロード・オブ・ザ・リング」に戻ります。
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"TIME"12月29日、1月5日合併号。
今週の"10 Questions"はヴィゴ・モーテンセン。
ヴィゴは英語、スペイン語、デンマーク語、フランス語、イタリア語を話すそうです。
前にこのブログでヴィゴのことを書いた時にはイタリア語は入ってなかったな。
スペイン語とイタリア語が話せるなら、多分ポルトガル語もかなり理解できるはずですよね。少なくとも私の英語よりは絶対ましに違いない。
くー、うらやましい。
どのことばが一番話しやすい(comfortable with)かという質問に、
感情に関することはスペイン語がぴったりくるかな(I feel I can get to the heart of the matter better)という答でした。
ほー、スペイン語ですかあ。
こいういうマルチリンガルの人の頭の中っていったいどうなってるんでしょう。
でもヨーロッパの言語は基本的にアルファベットですからね。
日本語のような全く異質の文字しか知らない人間がヨーロッパ圏のことばを勉強するのはそりゃあ大変なんだから
ものすごい負け惜しみ
(だったら韓国語や中国語なら簡単かと言われる一言もない)
このインタビュー、TIMEのサイトで映像でも見られますから、興味のある方はこちらを。
でも残念ながらこの質問の部分は映っていません。
そのうちPodcastでインタビュー全体が聞けると思うので楽しみ待ってます。
小判商人―御宿かわせみ (御宿かわせみ) 平岩 弓枝 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
「小判商人」の中の一遍「文三の恋人」にこんな一節がありました。
「彦右衛門の爺さんがおっかない顔をしているんで、元締に聞きに来たのさ」
「おっかない」というは栃木の方言かと思っていました。
でもこれは生粋の江戸っ子である神林東吾のせりふなので、栃木弁ではなかったんですね。
語源語由来辞典によるとおっかないとは
身の程知らず、恐れ多いという意味の形容詞「おおけなし(おほけなし)」が促音化して「おっかなし」になったのではという説があるそうです。
異説もあるようですが、私は迷わずこれに1票!
「おほけなく」と聞くと浮かぶのが百人一種のこの歌。
おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖
百人一種は圧倒的に恋の歌が多いですが、この前大僧正慈円の歌は数少ないその他のジャンルの一首。
私の好きな歌はこの前大僧正慈円の歌も含めて、こんなのです。
ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ
朝ぽらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木
どーも恋の歌は好みではないらしい。
久しぶりに百人一首を眺めてみると、もともと好きだった歌ですが、この年になってひときわじーんとこたえる歌があることに気がつきました。
ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき
花さそふ 嵐の庭の雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は
きっちり年を取っているんですよね。
「BONES」シーズン2第7話「幼きクイーンの悲劇」
美少女コンテストにまつわるエピソード。
気になったことばは "deciduous teeth" 「乳歯」。
deciduous はdeciduous tree 落葉樹ということばでしか使ったことがありませんでしたが、
deciduousの意味が (歯・角・葉・髪・毛・羽などが)抜け落ちる、抜け代わるというのを読んで納得。
まさに永久歯になる前に抜け落ちてしまう乳歯ですよね。
他にも乳歯はbaby teeth、milk teeth、temporary teeth、primary teeth なんていう言い方もあるそうです。
普通の会話ではbaby teethが一番一般的なんでしょうか。
ドラマの中でもブレナンが"deciduous teeth"と言った後にボスのカミールが "baby teeth"と言いなおしてました。
もうひとつ気になることばは、シーズン1でも出てきましたが、culvert。
日本語では「排水溝」となっていましたが、辞書を引くと「暗渠」というのも載っています。
この「暗渠」ということば。 好きなんですよねー。
思い切りハードボイルドっぽくないですか。
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この"Mapping the World"の作者シルビア・ジョンソンさんの紹介文の中にこんな文章がありました。
Ms. Johnson lives in Minneapolis in a gray-shingled house that she shares with a gray-striped cat named Smokey.
"shingle"また出てきました。
医者や弁護士の看板、
女性のショートヘア(刈り上げ)スタイル、
複数形だったら帯状疱疹。
今度のshingleは「こけら板」のこと。
薄い板(こけら板)を段々に重ねていく日本の神社などで見かけるのがこけら葺の屋根です。
wikipediaに載っていたのはヨーロッパで一番大きいshingled roofだという建物です。
ところで「こけら」と言えば「こけら落とし」。と言うより、これ以外の使用例を聞いたことがないかも。
Wikipediaの説明ではこうです。
こけらおとしとは、新しく建てられた劇場で初めて行われる催しのことである。こけらとは木片のことであり、建設工事の最後に木片を払うことが語源になっている。
ほー。
こけらおとしを漢字で書くと、「杮おとし」。
かきおとしに見えますが、
こけらは 杮
かきは 柿
あら、同じ?
右の縦棒がつき抜けているのがこけら(のはずだったんですが)
試しに自分のパソコンで入力して、100ポイントくらいにでっかくして確認してみてください。
こけらの漢字も知らなかったけど、柿とそっくりだということも知らなかった。
スター・トレック ヴォイジャー第56話「密売人」。
思わぬところで同星人と再会したニーリックス。
恩のある旧友を裏切るか、ヴォイジャーを裏切るか。こういうのがまさにcatch-22というやつですね。
ジェーンウェイ艦長に認めてもらいたいニーリックスは仕事の幅を広げようと、色々勉強熱心。
I've been getting myself up to speed on Federation warp propulsion.
ワープ航法のことは勉強したよという字幕でした。
「ワープ航法」という言葉を調べてみると"warp drive"という言い方をしているようなんですが、科学に弱い私には"warp propulsion"も「ワープ航法」と同じものなのかよくわかりません。
さて、今日の表現はワープ航法ではなくて"up to speed"
7月2日の「実践ビジネス英語」で出てきた表現です。
精通している、知識がある、期待通りのレベルでという意味。
このエピソードももう何度も見てるはずですが、前回見た時は"up to speed"は当然聞き流してました。
進歩してるな、よし、よし。
スター・トレック ヴォイジャー第66話「消えてゆくクルー達」
忽然とヴォイジャーに男が現れる。
同時にヴォイジャーのクルーが一人消えた。
その後も異星人が一人現れるとクルーが一人ずつ消えていく、、というなかなか面白いエピソードでした。
友好的な異星人に見える彼らですが、何かおかしいと感じるジェーンウェイ艦長。
All I care about is that I've had a knot in my stomach
"knot in one's stomach"は虫の知らせ。
やっぱり女性の方が勘が鋭い。
「虫の知らせ」という表現はこれまでに
hunch
premonition
gut feeling なんていうのを覚えましたが、新しいの一個追加。
だんだん手薄になっていくヴォイジャー。
We'll be operation on a skeleton crew before long.
"skeleton crew"は最小限の要員
「骸骨乗組員」なんてまるで幽霊船。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」みたいなんて喜んでいたら、字幕も吹き替えも
「じきに幽霊船になるわ」 になっています。
検索してみたらスティーブン・キングが同名の短編集を書いています。
これの邦題が「幽霊乗組員」
ふーん、骨組みだけのクルーという意味だけじゃなくて、幽霊船の方がもともとの意味なんでしょうか。
でも最低限の人数で持ちこたえるのと、幽霊船では意味が違いますよね。