児童書だというのにこれは難しかった。
舞台がウェールズなので使われている単語が馴染みがないものが多いです。単語だけでなく会話自体も、普段聞きなれているものとはかなり違っていて難解です。
辞書を引くと(英)、(英略式)、(主に英)と書いてあるものがかなりありました。例えばこんな感じ。
gubbins |
(英)がらくた、付属品一式 |
primsoll |
(英)ゴム底のズック靴 |
peaky |
(英略式)顔色が悪い |
muzzy |
(英略式)混乱した |
kip |
(英略式)うたた寝 |
boyo |
(英略式)boy 呼びかけ |
twig |
(英)気づく、理解する |
fag |
(英略式)たばこ |
scarper |
(英略式)急に逃げる |
Nark it! |
(英)やめろ! |
同じ(英)でもウェールズ語なのかはわかりません。
単語だけでなく会話自体も、普段聞きなれているものとはだいぶ違っています。
主人公のGwynの母親は "You was" という話し方をするし、those の代わりにthem を使うのでこうです。
"Them lettuce need washing"
どんなストーリーだったかはすっかり忘れていましたが、途中、背筋がぞくぞくっとするような描写が出てきて、そうだ、そうだ、何だか怖かったんだよなあという記憶がよみがえってきました。
「ハリー・ポッター」シリーズのような緻密で計算されつくしたようなストーリーに比べると、謎は謎のままというところが多くて、最後も、あっ、終わり?という感じでした。
児童書でこれだけ手こずったので、次は思い切り読みやすそうなものを。
この「明日があるなら」はマドリン・スミス、トム・ベレンジャー主演でドラマ化されています。
これを見てトム・ベレンジャーのファンになったんだっけかな。それとも映画「誰かに見られている」かな。まあ、とにかく若かったですよねー。当時TV放映された時にビデオに録画してあるんですが、DVDが出ていたとは知りませんでした。欲しいなあ。
リーアム・ニースンを最初に見たのがこのドラマで、ここではフランス人の刑事役でした。それで私は彼はフランス人なんだと思ってました。
CCH パウンダーも出てましたね。
このドラマやバグダッド・カフェの彼女を見ると、いくつになっても絶対に太らない体質なのかもと思ったけど、そんなことはないんですね。最近TVドラマで見かけた彼女はすっかり恰幅がよくなっていました。
ああ、またIMDb散歩をしてしまった。