知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

peremptory

2009年12月27日 | 英語
The Scarlet Pimpernel: (100th Anniversary Edition) (Signet Classics)

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だいぶ苦労しましたが、なんとか年内に読み終わりました。

作者の好みなのか、"peremptory"、という単語が何度も出てきました。

命令的な、有無を言わせない、横柄は、高圧的なという意味。

例によって、こんな単語知らない!と思っているとやっぱり前に2回調べていました。

まず「あしながおじさん」

何と、これはちょっとショック。あしながおじさんはこれまでに1,000回くらい読んだので(嘘です)、知らない単語は一つもない!と自信を持っていたのに。

Although my feelings are still hurt, for it is very humiliating to be picked up and moved about by an arbitrary, peremptory, unreasonable, omnipotent, invisible providence,

これはジュディがとても行きたがっていたキャンプにあしながおじさんが行かせてくれなかったので、腹を立てているという文章です。

 

もう一つは映画「ニューオーリンズ・トライアル」

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映画の始めの方で、自分の側に不利だと思われる陪審員候補を拒否するシーンがあります。

これを"peremptory challenge" 理由不要の忌避と言うそうです。

これに対して「理由付き忌避」"challenge for cause"というのもあります。

「ニューオーリンズ・トライアル」何度見ても面白い。

ブログを書くのにDVDをチェックしようと思ったんですが、このまま、また見るな。きっと。

コメント (4)
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don't let me keep you

2009年12月23日 | 英語

「ミディアム」シーズン4第7話・8話「陰謀の炎」

アリソンが自分のことをこう言っていました。

I'm a glutton for punishment.

"glutton for punishment" は人のいやがることを進んでやる人。仕事好き。

字幕では「私、打たれ強いの」でした。

例によって「こんな表現初めて聞いた」と思いつつ一応「もんがら辞書」を調べてみると、

やっぱり前にも出てきていたか。

「最後の恋のはじめ方」

しかも、ブログで紹介している。

いやあ、完璧に忘れてる。まあ、いいか。何度も書いて覚えましょう。

 

本日の大ヒットはこれ

"Don't let me keep you"

「お引き止めしません」

ちょうど今日聞いた12月16日放送分の「ラジオ会話」に出てきた表現でした。

遠山先生が言うとおり気のきいた表現なので、使えるようになりたいもんだと思っていたら、早速聞こえてきました。すごいぞ。


デヴァロスが使った"monies"もチェック。

moneyは数えられない名詞なので、普通は複数にはならないはずですが、資金、財源、寄付などの意味に使われる時は複数になることがあるんですね。

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candid

2009年12月21日 | 英語

Japan Times Weekly 12月19日号。

ワシントンの路上で政治家のバッチを売る78歳のフランク・エントンさんの記事です。

記事のタイトルは

"D.C. button vendor pleads the First"

エントンさんは無許可のまま路上でバッチを売ったため、警察に逮捕されたこともあります。「言論の自由」を求めて裁判を起こしましたが敗訴。 この内容を読んで、やっと"the First" は宗教、言論、報道、集会、結社の自由を保障したアメリカ合衆国法修正第1条の"the First Amendment Rights"のことだと気がつきました。

穏やかに笑ったエントンさんの写真も載っていますが、そのキャプションが

"Enton during a candid moment"

"candid"は率直なという意味ですが、気取らない、飾らないという意味にもなります。

ここでは気取らない瞬間のエントンさん、つまりポーズを取らない、スナップ写真のことでした。

日本のテレビ番組でも見かける「どっきりカメラ」

英語では"candid camera"と呼ばれるそうです。

なるほど。

タイトルと写真のキャプションだけでこれだけ引っかかっていては、英字新聞の記事を楽しむのはまだまだですね。

ところでこの記事では「バッチ」と解説に書いてあったので、バッチで統一しましたが、皆さんは「バッチ」って言いますか?それとも「バッジ」?

私は「バッジ」派です。

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down in the mouth

2009年12月20日 | 英語

英検1級合格マラソン語彙編、12月17日の問題です。

"There's stuff in that young man," said the old man ( ), shaking his head appreciatively.

選択肢は

1.from ear to ear
2.in the twinkling of an eye
3.between his teeth
4.down in the mouth

答を探す前に問題文の"stuff"でまずつまずく。 stuffって何?

でもこの文章からすると「あの若いやつには見所がある」って感じがしますよね。

辞書を引いてみるとstuffには才能、資質、器量、技量、力量なんていう意味がありました。

自分の「もんがら辞書」を見てみたら、 「ジョーブラックをよろしく」

See Susan strut her stuff. 

という表現が出てきてました。(忘れてるけど)

strut one's stuff は自分の技量を見せる、つまり「いいとこを見せる」という意味でした。

ここでおおっ!と閃いたのが映画「ライトスタッフ」

ライトスタッフってRight StuffRight Staffじゃないですよね。

これは宇宙飛行士になるための「正統な資質」という意味だったんですね。

いやあ、今頃やっとこの映画の意味がわかりましたよ。

 

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サム・シェパードがバーバラ・ハーシーをデートに誘うシーンがあるんですが、これまでに見た最高にクールな「誘い方」でした。

なぜそんなにクールだったのか、それにはある理由があります。興味のある方ははぜひ映画を見て下さい。

IMDbでこの映画の出演者を見ていたら、エド・ハリスの奥さん役はメアリー・ジョー・デシャネルさん。
この名前はそうです。あのエミリーとゾーイ・デシャネル姉妹のお母さんだったんですね。

知らなかった。


さて、問題の方ですが、 答は3のbetween his teeth (声をひそめて)でした。

ついでに他の選択肢の意味も勉強しましょう。

1.from ear to ear 顔中で、口を大きく開けて
2.in the twinkling of an eye またたく間に、あっという間に
4.down in the mouth しょげて、がっくりして

4のdown in the mouth は 「ノッティングヒルの恋人」に出てきています。

どんなせりふだったか思いだせないので、ネットでスクリプトを調べてみましょう。

ヒュー・グラントのこのせりふでした。

I feel I must apologize to everyone for my behavior for the last six months. I have, as you know, been slightly down in the mouth.


ああ、インターネットは便利すぎる。

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gongoozle

2009年12月14日 | 英語
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第12話「水際族」

オリジナルタイトルは"The gongoozlers"

ひゃああ、変な単語大好きなばっちもんがら心をくすぐることばです。

ネットで検索してもヒット数は相当少ないので、かなりマイナーなことばなんでしょうか。

もちろん普通の辞書には載っていません。他を当たってみましょう。

1.To leisurely watch the passage of boats, from the bank of a canal, lock or bridge. 2.(idiomatic) To observe things idly.
(Wiktionary)

To walk along the towpath watching the boats go by.
(Urban Dictionary)

運河を船が進んで行くのをのんびり見るってことなんでしょう。

ドラマの最後にローラが「gongoozler(水際族)って何?」と質問してました。

答は、「運河水夫の隠語よ。グズな新米水夫を見物する人のこと」だそうです。

日本語の水際族というのは多分、水に入るより、水辺が好きな人のことだと思うので、gongoozlerの定義とはちょっと違うかなという気もしますが、ぴったりの日本語はないんでしょうね。

 

もうひとつ気になる単語。

私は高級紙しか読まないのと言うちょっと嫌味なマダム。

高級紙は"broadsheet"

通常よりサイズが小さい大衆紙タブロイドに対して、サイズの大きいのがbroadsheet、高級紙です。なるほど。

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of all people

2009年12月13日 | 英語
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往年のスター・トレックファンもそうでない方も、これはきっと楽しめること間違いなし。

J. J. エイブラムス監督のインタビュー記事でこの映画のスタッフと「スター・トレック」シリーズとの思い入れの違いについて読みました。

監督はそこそこのファン、脚本家は筋金入りのマニア、プロデューサーはシリーズを一度も見たことがないとか。

このばらばらさがよかったのかもしれません。

自分が作った絶対合格できないはずの試験にカークがパスしたので、スポックは「カンニング」だと主張します。

このシーンが面白かった。

You of all people should know, Cadet kirk, a captain cannot cheat death.

"of all people"は「他でもない、君なら」

"cheat death"は「死を免れる」

"cheat death"自分のブログで紹介したことがあります。

面白い表現だなと思っていたんですが、

試験のカンニングから「死をずるできない」という流れで考えると、このイディオムわかりやすい。

 

サイモン・ペグ演じるスコッティはもちろんスコティッシュなのでせりふもそれ風。

Well, she's a wee bit dodgy.

先週放送分の「ビジ英」でこの"wee"が出てきてました。

「ちょっと」という意味のスコットランド英語。 dodgyもイギリスっぽい。

 

そういえば「ビジ英」のテーマも"cheating"でしたね。

タイミング良し!

 

ウーラ役のゾーラ・ソルダナは「ターミナル」でトレッキーという設定でしたが、ついに「エンタープライズ号」のクルーになれました。

エリック・バナ。すごーく悲哀が漂ってました。悪い奴なのに、同情してしまった。

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この器用さ、マクガイバーを超えるか

2009年12月04日 | 映画・ドラマ
バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 DVDコレクターズBOX

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やっと、やっとDVD出ました。

自分のブログにも書いたのでよーく覚えてるんですが、「BONES」のシーズン2の最終話のおまけについていたのを見たのが、今年の1月。

その時からずっと"Coming Soon"という宣伝文句を流しながら、1年近く待たされました。

これは気を引くための戦略なのか、本当に何かトラブルがあったのか、教えてほしい。

何はともあれDVD化嬉しいです。

「24」、「プリズン・ブレーク」の次はこれだ!という大キャンペーンを張っているようですが、果たしてこの売り込みは当たるのか。

スパイを突然くびになったマイケル・ウェスティンのキャラクターがとにかく魅力的。

どんな状況でもどこか飄々としていて、頼まれるといやと言えない気の弱さが可愛いですねえ。

手先が器用なところも「マクガイバー」みたいで憧れます(何しろ自分が超不器用なので)。

「ナンバーズ」の新シリーズが出るまで何を見ようかなと思ってましたが、ちょうどいいタイミングでこれが出ました。

 

お勧めです。

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