知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

私のクリスティベストテン

2025年02月04日 | アガサ・クリスティ
 
早川書房からアガサ・クリスティの名作10作が入った「クリスティ不朽の名作10点セット」という文庫本が発売になったとコメントで教えてもらいました。

収録されているのはこの10作品。

スタイルズ荘の怪事件
アクロイド殺し
オリエント急行の殺人
ABC殺人事件
ポケットにライ麦を[新訳版]
パディントン発4時50分
NかMか
そして誰もいなくなった
春にして君を離れ
終りなき夜に生れつく


ポワロ 4
ミス・マープル 2
トミーとタペンス 1
その他 3

と本当にクリスティの代表作がいいバランスで収められているという印象です。
でも好みはそれぞれ。きっと世界中のクリスティファンの数だけ「私のベストテン」があるのかもしれません。

私のベストテンは何だろう。

悩むかと思ったら、けっこうあっさり10個に絞れました。


オリエント急行の殺人
牧師館の殺人
予告殺人
パディントン発4時50分
火曜クラブ
茶色の服を着た男
秘密機関
謎のエヴァンス
パーカー・パイン登場
謎のクィン氏



パーカー・パインとハーリ・クィンが抜けていたことに気づいて、ミス・マープルものの「カリブ海の秘密」「復讐の女神」が選外へ。残念。





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ちょっとお値段高めのクリスティ

2025年01月24日 | アガサ・クリスティ
 
そろそろクリスティ読まないとなあという気分になってきたので、トミーとタッペンスシリーズの"N or M?"にしてみました。
前回読んでからちょうど10年たっているので、程よく忘れていると思います。

"The Secret Adversary" で最初に登場した二人は冒険好きの若者でしたが、この作品ではトミーはすっかり年を取って自分にできる仕事なんてあるのかと嘆いています。
でもこの時二人はまだ40代の半ばなんですけどね。
ちょっと昔の本を読んでいると、年齢の感覚が20歳くらいはずれているなと感じます。

クリスティのKindle本はだいだい600円前後なんですが、この"N or M?" は1,340円。"Postern of Fate" は1,460円。
なぜかトミーとタッペンスシリーズは高い。




 
またカラフルな表紙に惹かれて無料のコージーミステリーをクリック。





 
これは表紙ではなくコメントに惹かれて。

離婚して故郷に戻った主人公が家業を引き継ぐ、というストーリーは「コージーミステリーの典型的なパターン」だけど、その後の展開が意外らしい。

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年の初めはホームズかクリスティか

2025年01月04日 | アガサ・クリスティ
正月そうそうクリスティの"After the Funeral"が無料になってる!

 
と喜んだら、残念なことに文字化けしてます。
アポストロフィが全部化けているので、変なところは「’」だと思って読めば読めないことはないです。
とりあえず、無料なのでダメ元で試してみてください。

この作品の一番の魅力は、ほら、あれですよ。
うーん、言いたいけど、ネタバレになるから言えない。




 
今年1冊目の1ドル本のダウンロードです。

'Part Sherlock Holmes murder mystery, part Through the Looking-Glass, The Tainted Cup is one of the wildest, most original stories' 

なんていうコメントを読んだらねえ、クリックしちゃいますよ。



 
Kay Scarpettaシリーズの第2作。

シリーズも長くなってくるとファンの意見も分かれてくるようですが、2作目は安心して読めそう。

今年も1ドル本、どんどんダウンロードして、どんどん「積読」増やすんだろうな。
でもこれがほぼ引きこもりの一番の楽しみだから。



去年の今頃はこれを読んでました。

 
今年もまた読みたくなりました。
そんな本ってあるんですよね。


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クリスティのクリスマス

2024年12月15日 | アガサ・クリスティ
 
クリスマスまであと10日。
ということで、クリスマスに疎遠だっだ家族が集まり、そこで殺人が起きると言うクリスティの"Hercule Poirot's Christmas"を読んでみました。

舞台になる屋敷に住んでいるのは、被害者とその息子夫婦の3人だけど、使用人は9人。
日本語名はこれが正しいのかよくわかりませんが、「ダウントン・アビー」のファンの方なら、ああ、あの人がやっていたあの仕事ねとだいたいイメージが湧くんじゃないかと思います。

butler  執事
footman 下僕
cook 料理人
kitchenmaid  メイド
head housemaid メイド長
second housemaid 日本語では何と言うんだろう。
third housemaid   同じく、これも何と言うんだろう。
betweenmaid   料理人とメイドの両方を手伝う役らしい
valet attendant 従者 valet とvalet attendant の違いはよくわからない

そして、クリスティ作品には絶対欠かせない使用人「グラディス」はここでは"head housemaid" でした(でも名前だけで、出番はありません)。

ダウトン・アビーはもっと大所帯でしたね。

ポワロものなので、最後は容疑者一同を前に彼が滔々と語るスタイルです。
放蕩息子、遺言状、南アフリカ、クリスティ馴染みのお膳立ても全て整っています。
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ちょっと怪しい表紙のミス・マープル

2024年09月25日 | アガサ・クリスティ
 
ミス・マープルの短編集"The Tuesday Night Club"
クリスティの作品、Kindle版はかなり無料のものも増えてきましたが、ほとんどの作品はまだ600円前後なので、300円台のこのバージョンはかなり安目。
ちょっと怪しげな表紙ですが、サンプルを見たところ文字化けはしてないようです。

この短編集はペーパーバックしか持ってないので、Kindle版ほしいけどどうしようかなあ。
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クリスティの誕生日にはクリスティを

2024年09月15日 | アガサ・クリスティ
 
ここ数日読んでいる本があまり進まないので、こういう時はちょっと読むのは休みにして、今日はドラマでも見よう。
と思ったんだけど、今日はアガサ・クリスティの誕生日だと聞いたら、やっぱりクリスティ読まないと!

前回読んでからだいぶたっているのでまたかなり忘れていると思う
"Mrs McGinty's Dead" にしてみました。

"But at my age, one takes no risks," Poirot was wont to declare.

最初からこんな文章が出てきて、何となく「古い」という雰囲気。

be wont to do は「決まって~する、~するのが常である」という意味。

「私の年なら危険は避けよう」とポワロは決まって言う。

最初にこの表現を見た時は、"won't"  の間違いかと思った。


前にブログで紹介したのはモンゴメリの"Chronicles of Avonlea" からでした。
Spencervale people were wont to say regretfully that there were no Mayflowers in Spencervale.

スペンサーベールの人たちはいつもここにはMayflower がないのが残念だと言っていた。


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ABC殺人事件 The ABC Murders

2024年09月06日 | アガサ・クリスティ
 


 

昨日に続き、またクリスティの1ドル本ですが、残念ながら"Crooked House" の方は文字化けしてます。






 
市の図書館の新刊コーナーに今度はこんな本が入りました。
もちろん、これも私が一番乗りで借りたはず。

いつも私のためにありがとうございます。←そういうわけじゃないって。



 
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ナイル殺人事件 Death on the Nile

2024年09月05日 | アガサ・クリスティ
 

 
クリスティの"A Caribbean Mystery"  が無料になったと思ったら、今度は"Death on the Nile" が無料ではないけど、1ドル本。




 
"And Then There Were None" も1ドル本ですが、これは無料版も出てたのになあ。


クリスティの本、古い作品から徐々に無料になっていくのかと思っていたんですが、このところ発行年と関係なく、無料になったり、1ドル本になったりしているようです。

全作品無料で読めるようになるんだろうか。

 
 
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カリブ海の秘密から復讐の女神へ

2024年08月23日 | アガサ・クリスティ
 
「ポケットにライ麦を」は原作を読んですぐ後にBBCのドラマを見たけど、これは逆で、少し前にドラマの方の「カリブ海の秘密」を見たばかりでした。
ドラマでMr. Rafielを演じたドナルド・プレザンスが印象的だったので、本を読んでいると彼の顔が浮かんじゃうんですよね。



 

今回読んで気がついたんですが、「カリブ海の秘密」のチャプター24 のタイトルが"Nemesis" でした。
それが7年後に出版された「復讐の女神」の原題"Nemesis" に繋がっていたんですね。
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やっとCornwall 登場 カリブ海の秘密

2024年08月20日 | アガサ・クリスティ
 
Cornwall の景色が綺麗というコメントに惹かれて読み始めたんですが、三世代の家族の話で舞台も色々変わるので、なかなか出てこない。
けっこう長い本で、300ページあたりでやっと登場しました。


The Shell Seekers | English Full Movie | Drama  

1989年にドラマ化されていました。
中年女性が主人公なら、演じるのはもちろんアンジェラ・ランズベリー。

主人公のPenelope は自分の家に conservatory (温室/サンルーム)を作ってしまうくらいなので花の名前が色々出てきて、また画像検索が忙しかった。



 
あれっ、クリスティの"A Caribbean Mystery" が無料になっている。
1964年出版の本なので、まだ無料にはならないはずだけどなあ。
また文字化けしてるのかな。
でも無料ならもちろんダウンロードしておこう。
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