| ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン2 コンプリートDVD-BOX
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シーズン2、第15話「狙われたハイテクマシン」。
最初は日本語の字幕で見て、時間がある時は次に英語の字幕で見ていますが、このエピソードはいつもに増して、日本語の字幕の時はほとんど英語が耳に入ってないということが判明しました。
I was quite quixotic in elementary school.
"quixotic"はセルバンテスのドン・キホーテからきている、「空想的な、非現実的な」という意味。
英語だと、「クイックソティック」のような発音になるんですね。
何しろ私ったら、スペイン語の勉強をがんばっちゃったので、これまで「キホーティック」と発音するんものだと思ってました。はは^^
字幕を見なかったら100万回聞いても、クイックソティックがquixoticだとは思いもつかないだろうなあ。
Fencing a synthesizer for 50,000 would smooth off a lot of corners.
5万ドルで合成機を売れば生活もラクだ
"fence"には盗品を売るなんていう意味がありました。
自分で使うことはないでしょうが、犯罪ドラマを楽しむためには覚えておいて損はない。
落ち込んでいたラリーがやたら明るいので、チャーリーが言ったことば。
Not to look a gift horse in the mouth, Larry.
"look a gift horse in the mouth" はイディオムらしいイディオム。
馬は歯で年齢がわかるので、もらった馬の口を開けて品定めをしたことから「もらいもの、贈り物にケチをつける」という意味です。
ただ、このシーンはチャーリーがラリーに何かを貰ったわけではなく、はしゃいでいることにけちをつけるつもりはないけど、という感じでした。
けちをつけるというよりは、「水を差すわけじゃないけど」に近いかな。
これだと、 "rain on your parade" とか、"wet blanket" なんていうイディオムのほうがぴったりな気がします。
"look a gift horse in the mouth"の使い方が変化してきたのか、はたまた国語の苦手なチャーリーのミスなのか。
国語の得意なネイティブに聞いてみたい。
この後、ドンのせりふに映画"Groundhog Day"(邦題は「恋はデジャブ」)の名前が出てきました。
これも日本語字幕で見たときは全く耳に残りませんでした。