「ラジオ英会話」恒例、オー・ヘンリーのリスニングはテキスト無しではかなり厳しいので、放送を聴いてからネットで探して"Hearts and Hands"を改めて読んでみました。
ラジオを聴いて原作を読んでみようというリスナーが一人でも増えれば、きっと遠山先生会心の笑みでしょうね。
ラスト近くのこの文章。
The two men sidled down the aisle into the smoker.
sidle は横歩きでと言っていました。列車の通路は狭いから並んで歩けないから横歩きなのかなあ。
辞書を引くと「目立たないように、こっそり動く」という意味もあります。
手錠をした二人なら、目立たないように通路に出て行ったでもいいような気もするけど。
ところでこのsidleですが、何だかすごく馴染みのある単語です。
大好きなTVドラマ「CSI:」に登場する科学捜査班のメンバーの一人サラの名字が Sidleでした。
4月15日放送の「実践ビジネス英語」の"Quote...Unquote"では
Lost wealth may be replaced by industry, lost knowledge by study, lost health by temperance or medicine, but lost time i gone forever.
ということばが紹介されていました。
temperanceは「節制」
ドラマ「BONES」の主人公の名前がTemperance Brennanでした。
ふーん、人の名前も勉強になるもんだ。
名前で思い出すのがcooper。
中学生の頃、cooperは桶屋のことです。
つまりゲーリー・クーパーは桶屋のゲーリーってわけですね。
なんていうあまり役にもたたないようなことを教えてもらいました。
そしてその後数十年、この雑学が役にたったことはありません。