知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

ちょっと古そうなイディオム

2017年04月28日 | 英語
A Dangerous Fortune
クリエーター情報なし
Dell

だいぶかかりましたが、読み終わりました。私の読書のペースだと600ページ位あるとなかなか大変。

till kingdom come 永久に
carry a torch for 片思いをする
have the temerity to 無謀にも~する

なんていう、ちょっと古風な感じのイディオムが出てきて、ヴィクトリア朝の雰囲気が感じられます。

ああ、それにしても二人の登場人物の「悪人ぶり」がすごかった!

 

もう1冊今日読み終わったのは少し前にLilyさんがコメント欄で紹介してくれたこの本です。 

Thimble Summer
クリエーター情報なし
Square Fish

20世紀前半のアメリカを舞台にした10歳のガーネットの夏の物語。

They found a chocolate cake in the cake box and some hermits in a crockery jar.

hermit なんていう名前のクッキーがあるんですね。

 

"Thimble Summer"は1939年のニューベリー賞受賞作品です。ニューベリー賞の受賞作はたいていはずれがないよなあなんて思ってましたが、1922年の"The Story of Mankind”「人間の歴史の物語」から2017年の""The Girl Who Drank the Moon"までで、読んだことのあるのは10冊くらいでした。

残りの数十冊は老後の楽しみに少しずつ読んでいくことにしよう。

 

コメント (4)
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TOEIC 品詞問題の落とし穴

2017年04月26日 | 英語

4月からのNHKの語学講座色々目移りしますが、今年度も私は「ニュースで英会話」がメイン。

それとシャドーイングの練習に「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」。この二つでとりあえず始めてみます。

「ニュースで英会話」1週間分のまとめを書いていこうかな思ったんですが、1週間たつとすでに記憶が薄れていることがわかったので、今まで通り気がついた時に書いておく方がよさそうです。

4月25日のストリーミングは

米副大統領 北朝鮮をけん制 PENCE: ERA OF "STRATEGIC PATIENCE" OVER というニュース。

"But at every step of the way, North Korea answered our overtures with willful deception, broken promises, and nuclear and missile tests."

「しかし、あらゆる段階で、北朝鮮は我々の提案に対して故意の欺き、約束破棄、そして核・ミサイル(発射)実験で応じました」

willfulは 故意の、意図的な、意固地な、強情な という意味。

この単語、「故意の」、「強情な」のどちらの意味でも何度もメモしています。でもこの「故意」の日本語からwillful は全く浮かびませんでした。

You didn't willfully misead the police. (グッド・ワイフ)

willful child (依頼人)

グッドワイフの方が「故意に」で「依頼人」が「強情な」。この単語はまだまだ自分で「使える」レベルになってないってことですね。

 

"The world witnessed the strength and resolve of our new president in actions taken in Syria and Afghanistan."

「世界(の人々)は、我々の新しい大統領の力と決意が、シリアとアフガニスタンで実施されているのを目の当たりにしました」

この文に出てきた"witness" と"resolve" はどちらも動詞、名詞の両方の意味があります。

 

TOEICの文法問題を生徒さんと一緒に解いていて、時々あれっ、これは一番解きやすい「品詞問題」なのに、どうして間違ったんだろうと思うことがあります。

そういう場合よくあるのが、このwitnessresolve のように一つの単語に名詞、動詞、または形容詞、と複数の意味があるというパターン。

品詞問題は解きやすいけど、それは単語を見てまずその品詞が何かわかることというのが大前提。ここには名詞が入るとわかったのに、あれっ、選択肢に名詞がない!なんてことにもなりそう。

part5の「品詞問題」のここがけっこう落とし穴じゃないかと思います。

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犯人が捨てた銃

2017年04月20日 | 英語
これなら通じる技術英語ライティングの基本
平野 信輔
日本能率協会マネジメントセンター

派遣で働いていた時に、技術文書の英訳を頼まれることがありましたが、その会社で必要な内容にぴったりの本というのはなかなかなくて、結局5冊くらい買いました。

この本は日本人なら作りそうだなというだらだらした英文を、こうするといいですよと教えてくれてすごくわかりやすい。

ただし、「基本」というタイトルなので、辞書のように必要な言葉を調べたいという人には不向きかもしれませんが。

 

いつも最初からきっちり読み過ぎて最後まで終わらないうちに返却期限が来てしまうことが多いので、今日はぱらぱらと後ろの方を読んでみました。

 

第2部は「英文法」なので、技術文書以外にも役に立ちそう。

from と off  についてこんな説明がありました。

Do not throw anything from the window.

投げる人が窓のところにいて、何かを狙っている感じ。


Do not throw anything off the window.

特に何かを狙っているわけではなく、窓から何かを投げる感じ。


ミステリーによくありそうなシーン。

電車の窓から犯人が凶器の銃を川に捨てようとしている。それを外から目撃した人がいるが、犯人の姿は見えず、ただ水面に落とされた銃だけが見えた。

この場合は、 from the window  ではなく off the window ってことでしょうか?

 

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exacerbate exasperation

2017年04月16日 | 英語
The Filey Connection (#1 - Sanford Third Age Club Mystery) (English Edition)
クリエーター情報なし
Crooked Cat Publishing

今日のアマゾンの無料本の売れ行きランキング上から14番目まで、全部このSanford Third Age Club Mystery シリーズでしたね。どうしよう、全部ダウンロードしとく?とか思ったけど、2冊だけにしておきました。

読みかけの本が2冊あるというのに、ちょっとどんな感じかなと読み始めちゃいました。

やっぱりKindleは読みやすい。内容もコージー・ミステリーなのでぐんぐん読めます。

 

難しい単語はあまり出てきませんが、たまにこんなのもあります。

Circumustances often exacerbated his exasperation.

exacerbate は 悪化させる

exasperation は 憤慨

英検1級の例題みたい。


"It's less noticeable because the piston expands and it runs freer."

"You mean more freely," Joe corrected him.

こんなやり取りがありました。英語ネイティブもこういう間違いをするんだ。

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Farewell, My Lovely

2017年04月10日 | 英語

Huluで「ボアード・トゥ・デス」"Bored to Death" というドラマを見始めました。

ちょっとした思いつきでネットに私立探偵の広告を出したら、依頼が来ちゃうというドラマ。

ハードボイルドに憧れる主人公が読みふけるのがこの本です

 

Farewell, My Lovely (Phillip Marlowe)
クリエーター情報なし
Penguin

 

アマゾンだとこれしか見つからなかったけど、

 

ドラマに出てきたのはこんな感じの表紙。

 

私が持っているペーパーバックもこれです。ハードボイルドっぽいでしょ。

 

ラックに置いてあるパンフレットを見ながら主人公がこう言ってました。

This pamphlet has a lot of good information in it.

日本語では会社案内も、二つ折り、三つ折りタイプのぺらっとしたものもパンフレットということが多いですが、TOEICに登場するのはたいてい、会社案内のようなものが多いので"brochure"になります。

「パンフレット」と言っても通じないとか、ネイティブはほとんど何でもbrochureと言っていると説明してあることもあります。英語ではpamphlet は使われていないのか?という気もしていたんですが、ぺらっとしたタイプならpamphletと言う人はいるらしい。

 

A Dangerous Fortune
クリエーター情報なし
Dell

 

さて、それから6年後、、みたいな感じでだんだん大河ドラマ風になってきました。

He wanted to come home on furlough.

furlough は休暇。

 

「フレンズ」見てると、難しい単語や表現を使わなくてもたいていのことは言えるんだってよーくわかるよねーという話を少し前に英語仲間としていたんですが、意外に難し目の単語も登場するんですよ。この単語メモするの初めてかなと思うと、もう既にフレンズからインプット済ってことよくあります。

furlough もシーズン10の12話に出てきてました。

フィービーの父親は服役中ですが、結婚式のためにfurlough をもらうという話。

普通は軍人が取る休暇という意味で使われることが多いみたいですが、こういう意味もありました。

A temporary leave of absence granted to a prisoner under special circumstances, such as the need to attend the funeral of a family member, or for a special purpose, such as participation in a work program. (Free Dictionary)

これまさにフィービーの父親の状況ですね。

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nonplussed

2017年04月08日 | 英語
A Dangerous Fortune
クリエーター情報なし
Dell

やっと3分の1くらい。150年前のロンドンの雰囲気が伝わてきます。特に金持ちのかなり鼻につく暮らしぶりより、生き生きした庶民の生活が興味深いです。

 

Sapiens: A Brief History of Humankind
クリエーター情報なし
Vintage

 

"Sapiens"決して読みにくいわけじゃないんだけど、やっぱり小説より時間がかかります。

あっこさんも書いていましたが、これって本当に英検1級の長文読んでるみたい。英検ってこんな感じのトピックよく出るし。

 

A Dangerous Fortune に出てきた"nonplussed"という単語。「途方に暮れて、当惑して」という意味。

これまでメモしたのは全部イギリスの小説だったので、どちらかというと《英》という感じがするんですが、

Urban Dictionary にはこんな説明がありました。

Often misused as meaning unfazed, but actually means bewildered.

unfazed は動じない、平然としたという意味。

日本語でも「気の置けない」とか「役不足」なんていう表現は間違って使われることが多いと思いますが、英語でもそういうのはあるんでしょうね。

それから、作者の好みなのか、「めかしこむ」という意味の "dress to the nines"、が2回出てきました。

 

 

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邦題のつけ方

2017年04月03日 | 英語
フラワーショウ! [DVD]
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

イギリスの有名なガーデンコンテスト「チェルシーガーデンショー」に挑戦したメアリーが選んだ花が"hawthorn"サンザシでした。

サンザシってイギリスっぽいって前にブログに書いたんですが、今ネットで調べたらミズーリー州の州花もサンザシでした。

近くで見ると、ああ、バラ科の花だなってわかります。

アイルランドの景色がきれいでした。でも完成したhawthornの庭はいったいどんな感じだったのかよくわからなかった。

映画の邦題には「なぜ!」と思うことが多いですが、このタイトルもなぜ「!」がついているんだろう。

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