[MV] 여우각시별 (Where Stars Land) OST Part.5 오왠 (O.WHEN) – Mystic World
韓国ドラマ「輝く星のターミナル」。
最終話まで見て、あれっ、あの件はどうなったと「?」がいっぱい。
記憶が新しいうちにその「?」を書いておこうと思うんですが、ネタバレになるので、これから見ようかと思っている方は読み飛ばしてください。
私と同じように「?」がいっぱいながら、最終話まで見たという人は、「そう、そう」と思い当たるところがあるのではないかと思います。
やる気はあるけどいつも問題を起こしてばかりのヨルムは異動先の「旅客サービスチーム」で今度失敗したら辞めさせられるかもという、もう後がないという厳しい状況。
スヨンは優秀だけど、人付き合いが嫌いな同じチームの新入社員。
新入社員ながらチームでは先輩になるので、スヨンがヨルムの指導係に。
スヨンは、子供の時の事故で右手、右足が動かなくなったが、ある画期的なウエラブル器具を身に着けることで車椅子無しで生活ができるようになる。
そのパワーはハルク並み!
こういうものすごい設定は別に気になりません。
気になるのはもっと些細なことろ。
★ヨルムが空港で働くことになった理由は童話作家の父親らしいというオープニングだったけど、結局その件はその後語られないまま。
★スヨンの新しい手と足を作った「キツネ嫁の星」の新オーナーはこんなものを作っちゃうすごい科学者だけど、なんでまた食堂のオーナーに?そして何でそこまでスヨンに肩入れするのか?
★なんでそこまでスヨンに肩入れするのか?という疑問は旅客チーム長も同じ。自分の息子にできなかったことをスヨンにしてあげようというのはドラマで描かれていたが、どこでどう知り合ったのかはわからず。
★ヨルムの学生時代の同級生が、ヨルムの昔の秘密をばらすぞと脅して、優待カードをせしめようとしたエピソード。その話をトイレでしているところを保安チームのヨンジュが偶然耳にする。
普通は陰険な悪だくみを知ったヨンジュが何か行動を起こすという展開のはずだけど、結局優待カードの件は、同じくその件を耳にしたチーム長が解決することに。
だったらなぜ、二人の人に同じことを聞かせる設定にしたのか?
★スヨンと兄のソ・イヌの長年のわだかまりは最後に解決するけど、その後のソ・イヌについては一切語られず。まあ、本筋は二人の恋愛物語だからいいんだけど、やっぱり気になる。
★最後に突然登場した「ハードディスク」も謎だった。
色々気になることはあるけれど、その中でもダントツに気になったのがこの二つ。
①「手と足のスーパーパワー」を知られないために、静かに暮らしたいと言うスヨンだけど、空港の旅客サービスなんて相当まずい仕事だろう!
②最終回のエンディングは空港で二人が1年後に再会するというシーンだけど、このシーンはスヨンの後ろ姿だけで、最後まで顔が映らない。
本人じゃないんでしょうね。
諸々の未解決問題に、最後の「不思議過ぎる2点」を総合して出した私の推理。
このドラマは
①ドジな主人公と国際空港で起きる出来事(それにもちろんロマンスも)を描いた「仁川物語」と
②超人的な腕と足を持つヒーローを描いたSF「韓国版600万ドルの男(古過ぎてすいません)」という二つのドラマのシナリオを合体したもの。
無理やり全然違うタイプの二つの話を一つにしたので、あっち、こっち、辻褄が合わなくなり、収拾がつかなくなった。
最後のシーンが本人じゃないというのも、脚本のゴタゴタのせいで撮影スケジュールが合わず出演できなかった。
問題があり過ぎなんですけど、逆にそれでも最後まで見せてしまうというのはすごいかも。
別々のシナリオだったと思われる「仁川物語」、「韓国版600万ドルの男」もどんな展開だったのか、それぞれ見てみたい。