会話の多い小説は読むだけじゃなく、会話の練習にもなるなと思ってます。
How about I get reservations at eight for the two of us. I'm pretty sure we can walk, so meet downstairs at a quarter till?
"a quarter till" は「15分前」
多分普通はtill の後に「何時」の部分が続くんだと思うんですが、その前に"at eight" と言っているのでtill だけでわかるってことかな。
何分前と言うとき自分ではtill を使ったことはない気がする。
reservations と複数になっているけど、「あのレストランは予約を取るのが大変だ」なんていうときは複数になりそうだけど、この文のように具体的な予約の時も複数なんですね。
You ready? I asked.
I was waiting on you.
"wait on" と"wait for" の違いが気になる。
"wait on" と"wait for" の違いが気になる。
「ビッグ・バン・セオリー」に出てきた"wait on"。
I’m still waiting on my mini corndogs from two years ago.
2年前注文した コーンドッグまだ?
これはエイミーがペニーに言っていたせりふ。
"wait on" は"wait for" より待っているものが具体的で切実な感じなのかなあ。
例えば会社での会話なら、
We're waiting on your decision.
なんていう状況はよくありそう。
君の決断を待っている(この日本語だと for との違いが出ないけど、かなり大事な決断なんだろうという雰囲気)。
「ビッグ・バン・セオリー」のエイミーは2年も待ってるんだけど、という苛立ちを感じます。
"The Return" は楽しみにしているディナーに出かけるところなので、イライラじゃなくて、「待ち遠しい」ってことだろうか。
* 今朝目が覚めて、あっ、違うかもという気がしてきました。
ここは「待ち遠しい」ではなくて、やっぱり基本の「待たされている」意味かも。
You ready?
とまるで自分が待たせたように聞かれたので、自分の方が先に来ていた、「待たせたのはあなたよ」と、ここは怒っているわけじゃないけど、ちょっと冗談ぽく言ったんじゃないだろうか。
次に出てきたときは、どのパターンか要注意。
さて、ニコラス・スパークス。
前にこう書きました。
最初に読んだスパークスの本は"Rescue"だったんですが、ほとんど内容を覚えてなくて、次に読んだ"A Message in a Bottle"は主人公の男性に共感できず、3冊目の"Safe Haven"は映画と同じく、原作も気に入りました。
そんなわけで、スパークスの評価はまだ「保留」という感じ。
もう1冊読んでみようか。
そんなわけで、スパークスの評価はまだ「保留」という感じ。
もう1冊読んでみようか。
ということで"The Return" が4冊目。
それぞれ辛い過去があるのはわかるけど、「それがどうした?」って気がしたので、登場人物に共感できなかったんでしょうね。"A Message in a Bottle"と似た感想となりました。
5冊目はないかも(とか言いながら、重い本に疲れた後に、また読んじゃうかもなあ)。