「実践ビジネス英語」の年末のオフィスパーティーのビニエットに"you could have cut the tension with a knife" (ぴりぴりした空気が漂っている)という表現が紹介されていました。
これ「フレンズ」に出てきました。
上司とエレベータに乗り合わせたレイチェル。そこへラルフ・ローレンが乗ってきます。
彼との仲を上司は疑っているので、レイチェルは彼がエレベーターを降りるまで息もつけないくらい緊張しています。それを見た上司が言ったのがこのせりふ。
You could cut the sexual tension in here with a knife.
「フレンズ」に出てきた表現に出くわす確率って本当に高い。これはこのシリーズが長かったというのもありますが、やっぱり何度も何度も見たからでしょうね。
外国語を勉強している人なら絶対に経験があると思うんですが、前に買った語学本をほとんど(時には全く)読んでないのに、本屋へ行くとまた別の語学本が欲しくなりませんか。
でも思い起こしてみると、自然と口をついて出るようになった表現や辞書を調べずに自信を持って書ける文章というのは、徹底的に見たり、読んだりしたものがほとんど。
ドラマなら「フレンズ」だし。
本ならこれ。
英語でこう言いたいと思ったときに、確か似たような文章が何ページあたりにあったはず、と辞書代わりに使えるくらい読みました。
結局浮気をしないで一つの教材を徹底的にやるのが一番なんでしょうね。
それにできるだけお金をかけずに上達したいと思っている私としては(これ、私だけじゃないですよね)、「元を取った」と思えた時はそりゃあ嬉しい。
でもPodcastは別。
どんどん新しいものが更新されていくので、「これで終了!」ということがないし、ずっと同じ番組を聴いていると飽きてきちゃう。
というわけで、昨日から聴き始めたのが、
Grammar Girl と Culips ESL Podcast の2本。
Grammar Girl はこれまで登録してはまた解除を何度か繰り返してます。
Culips の方は初めてです。
定番のジェフさんのESL Podcast をちょっと休んでしばらくこれにします。
ジェフさんと言えば、ずっと気になっているんですが、並はずれて音痴なのに、やたら番組中で歌いますよね。もしかしたら、回りが思うほど本人は下手じゃないと思っているのかもしれない。
誰か言ってあげて。
あっ、TOEIC English Upgrader 5 が始まったでの、これも聴き始めました。
Podcast はどんどん浮気して色々聴く。そして毎日聴く、っていうのがよさそう。