Tell Me Your Dreams HarperCollins Publishers Ltd このアイテムの詳細を見る |
旅先でトレードしてきたこの本。
シドニー・シェルダンって難しい単語を全然使わないんですね。知らない単語が1個もないんじゃないかという勢いで読んでいたんですが、やっぱりそんなことはあり得ない。
The leading prosecutor from the district attorney's office was in his fiftiees, a short, burly man with a slight brogue.
"brogue"はアイルランド訛り。
いかにも英語おたく心をくすぐるような単語なのに知りませんでした。
これは絶対忘れない。
ブローグというのはアイルランドやスコットランドで使われた穴飾りのある頑丈な靴のことだそうです。
英辞郎でbrogueを調べていたら下に
mellifluous brogue(心地よいアイルランド訛り)という例文が載っていました。
mellifluous 滑らかな、流暢な、甘美な。よし、これももんがら辞書に入力と思ったら、調べてましたよ。ジャパンタイムズでした。 覚えてなかったということを記録しておこう。
その後すぐに同じ本に
soft, mellifluous Italian accent. なんていう文章が出てきた!
ラジ子さん、電光石火でラジ子りましたよ。
Emily was a prematurely gray dumpling of a woman.
"prematurely" は早すぎる、時期尚早な。 prematurely gray は若白髪。
そうくればprematurely bald は若はげ。こういうのは忘れないんだな。
dumplingは何となく予想がつきますが、背が低くて太っている人。
dumpling of womanと簡単に形容詞で言わずにofを使うのはどういう効果を出すためなのか、いつも気になってます。
Jesse Quiller had always fancied tall, sylphlike, shphisticated blonds.
dumplingと対照的な"sylphlike"はほっそりと優雅な。
言葉の響きもいかにもしなやか。ちょっと、冗談でもいいから、誰か言ってくれない?
旅行疲れが取れたらなんて言っていたのに、一気に読んでしまいました。
目がしょぼしょぼしてます。