アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

山梨県南都留郡西桂町 三ッ峠山移動 JCC17008H

2011年07月09日 19時31分21秒 | アマチュア無線

予告通り三ツ峠、行ってきました。

ちょうど梅雨明け宣言に当たり、スタート地点の駐車場がすでに1300m弱の位置にあるとはいえ、終始暑い一日でした。もの凄くいい汗をかきました。

こんな暑い日は2000mの後半以上の山に行くのが正解でしたね。

今日は久々のフル装備を担いでの登山でした。どっしりと重い無線機4台。それにアンテナなどなど。あらためて持ってみると、これは持ち過ぎかも。軽量化は今後の課題です。

なまっている脚はやはり鈍く、登りは遅いし、下りは足の親指が豆になりそうになったり、当たって擦れて痛くなりそうな場所があったりと、日頃の鍛え方が全然足らないことを露呈する結果となりました。

朝の高速からは河口湖のところからも富士山は綺麗に見えていたのですが、私が御坂峠に近づくに連れ富士山も三ツ峠も霧の中。結局登山中に富士山を見ることはありませんでした・・・。残念。

でも富士登山で行動中の知り合いの方が、特定小電力無線機で交信してくれたので、目に見えない富士山を感じることが出来ました。余談になりますが、この方は金曜日の午後にスバルライン五合目を出発、夕方8合目半の山小屋に宿泊。0時に再出発し、頂上で日の出を迎え、その後お鉢巡り。無線(特定小電力)を楽しんだ後下山というプランで、私は八王子の自宅ベランダから金曜の夕方、土曜の早朝、そして私が尾根に取りついた午前10時、三ツ峠山頂からの午前12時頃と何度も交信していただきました。すべて良好に交信できました。10mW恐るべし。見通しというのはスゴイですね。もう絶対つながります。


さて、頂上に着くとそこは案外狭く、一角をお借りしてアンテナと無線機を並べ運用を開始しました。



リグはFT817。電源はエネループ10本。アンテナは山岳移動では初登場のスーパーアンテナ社のMP-1です。最後の430の運用で、RH-770を使用しました。

MP-1はラジアルを展開すればあっさりとSWRが落ちてくれます。地面近くで使用するのがポイントのようです。トライポッドを使用して地面に立てました。

最初に50MHzから。SWRもストンと落ち、1/4λバーチカルアンテナの出来上がり。バンド内を聞いてもあまり出ていない。飛ばない場所でもないし飛ばないアンテナでもない(はず)。なにしろFM富士の送信アンテナのある山頂なのだから(私から20mくらいの位置にありました)

Eスポの季節になると山岳移動は人気が無いんですよね・・・。西桂町、貴重ですよ~と思いながらCQの空振りがかなり続いたので終了。

続いて、28MHz、24MHz、21MHzと運用してみます。28MHzはだれも聞こえないのですぐにパス。24MHzはさきほど50MHzでも交信していただいた記念局8N1WHALE(東京都昭島市)が強力に聞こえていたのでコール。一発で59のレポートをいただきました。

その後24MHzでは8の移動局さんが強力に聞こえていたのでコール。4局くらい交信が終わって拾ってもらいました。続いて21MHz。こちらもバンド内寂しいのですが、一局だけ強力な8エリアの局長さんをコール。一発で拾っていただいて59-59。2.5Wなのにちゃんと届きました。MP-1合格です。

ハイバンドでの富士山山頂移動、しかもグランドウェーブでやれる目処がたってきたような感じです。

最後にいつもの430MHzです。アンテナは全長約1mになるノンラジアルホイップ。430では5/8λ2段で動作するアンテナを使いました。FT-817を立ててアンテナも直付。リグは地面に置いてあるので最も低い位置にありながらも関東一円から呼んでいただきました。

やっぱ430FMが一番呼ばれる ヽ(゜∀゜)ノ

ところが、ちょこちょこと時折見えていたモクモクした巨大な雷雲がとうとう近くに来たようで、ゴロゴロっと鳴りました。

残念、もう2時間は粘れるはずでしたが撤収としました。下山し始めるとすぐにパラパラと雨が。やばいかな、と思いましたがその後は降らず、雷もこちらには来ませんでした。撤収が早かったけど十分満足しました。

今度は富士山の全景がクッキリ見える日に登りたいです。(夏以外に)

交信していただいた皆さん、ありがとうございました。

 

コメント (4)
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