喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「きれいなママ」

2021-09-06 08:37:38 | 
今朝の神戸新聞読者文芸欄、詩の部は重厚感のある作品が並んでいる。
特選と入選第一作は戦争がテーマとなっているもの。
そして、この時期(コロナ禍)のオリンピック。
いずれも読みごたえがあった。
ところがわたしは、入選作の末尾のこの作品に魅かれた。姫路の吉永明代さんの「きれいなママ」です。
神戸新聞さんと吉永さん、記事拝借お許しを。



思わず笑ってしまって、家内に朗読してやり、二人でまた笑った。
時里さんの選評に、「とてもナイーブな若い心の「ママ」の詩。」とあります。
これはこの親子だけのことではなく、いつの時代にも当てはまるような普遍性が。
だけど、平和な時代でなければ生まれない作品ともいえて、上の作品と呼応しているようにも思える。
選者の想いがあるのかも。

『コーヒーカップの耳』 戦前戦後と、それに呼応するような笑える話。悲しうて やがておもしろき 喫茶店
コメント
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