喫茶 輪

コーヒーカップの耳

待合室で

2021-09-07 14:34:41 | 完本 コーヒーカップの耳
今日はかかりつけのクリニックでの予約受診日。
予約時間が午前11時45分とほぼお昼。
待合室はもう待つ人は減っているかな?と思っていたら、とんでもない。
たくさんの人だった。
家内と並んで座っていたら、家内がその向こうに座っている女性と話している。
「松本さんはお元気かな?」と尋ねられている。
「お亡くなりになりました」と答えている。
6月に95,6歳で亡くなられた。
うちの店の開店当初からの常連さんだった。
『完本コーヒーカップの耳』の32ページの「握り飯」に登場する人。

その家内と話している人が、会計窓口に呼ばれて行ったので、家内に、
「だれ?」と訊いてみた。
「○○さんやないの」と言われた。
もうだいぶ昔だが、一時よく見えてたお客さんだった。
いつも一緒に来られてた木谷さんも『完本コーヒーカップの耳』に何度か登場の人。
特に印象的な話は、62ページの「お父ちゃん」だ。スゴイ話です。
「あ、そうか。うちの店で加賀さんに『眉毛、入れ墨してはっしゃりますやろ』と言われて、『してない!』ときつく怒った人やったな」と、わたし。
この加賀さんも、やはり『完本コーヒーカップの耳』に登場する。
巻末に付録のように書いた「塀のうちそと」の人なのだ。
それにしても家内はよく人の顔を覚えているものだ。
わたしは全く分からなかった。

ところで、診察室に呼ばれたのは、予約時間から一時間ほど遅れた12時40分ごろだった。
先生二人でフル回転しておられて、よく繁盛しているクリニックである。
他にエコーや内視鏡の検査室も忙しい。
みなさん40代ぐらいの働き盛りの先生たち。

あ、書き忘れてはいけない。
前に受けた、胃と大腸の内視鏡検査の結果。
それぞれ一カ所の疑問点はどちらも異状なかったとのこと。
やれ一安心。
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『誤植読本』(高橋輝次編)

2021-09-07 08:31:53 | 本・雑誌
『誤植読本』を書棚の奥から出してきて見ている。

前に読んでいるはずだが、ほとんど忘れている。情けない。
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