喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『コーヒーカップの耳』から21年

2022-02-01 18:19:40 | コーヒーカップの耳
詩集『コーヒーカップの耳』の発行日が21年前の今日でした。



2001年2月1日。
それには35編の詩を収めています。
その後、書き足して139篇にしたものが『完本コーヒーカップの耳』になったのでした。
ただし、『完本コーヒーカップの耳』には、「完本」といいながら実は、詩集『コーヒーカップの耳』に入っているうちの一篇が収められていません。
それは出版当時、あまりにも強烈過ぎて多少の物議をかもした作品でした。
「あんな作品をお載せになって」と的外れの批評をする人もありました。
それも懐かしい思い出です。

『完本コーヒーカップの耳』 詩集『コーヒーカップの耳』の中の39篇のうち、38篇が収められています。
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役に立たない学問

2022-02-01 11:44:46 | 本・雑誌
『天才の栄光と挫折』と関連して『世にも美しい数学入門』(藤原正彦・小川洋子 ちくまプリマ―新書・2005年)を読んでいる。



対談をもとにして作られた本なので読みやすく面白い。
すぐにこんな話が載っている。
藤原「(すぐに実用に役立つというのは)恥ずかしいことなんです(笑)。役立つというと格下になっちゃうんです。だからケンブリッジ大学でも、つい近年までは工学部というのはなかったんですよ。すぐに役立っちゃうから。そういうものは学問とは見なさないんですね。」

『コーヒーカップの耳』恥ずかしく、役に立たない話がいっぱい。

追記
  【 ホントなん?】
『世にも美しい数学入門』にこんな一行が(文学や芸術の話の中で)。
《人間の涙がどうして流れるかというのは、医学的には説明がついていないらしい…》
眼科医さん、これホントですか?
ただし、2005年発行の本ですが。
その後解明されているとかはないのかな?

追記の追記
  ノーベルへの評が話された後で
  小川 「数学者からしてみると、ノーベルは自分の発明でお金を稼いだわけですから、もっとも許せないやつですね。
  藤原 「しかも、日本にとっては大損害ですね。数学にノーベル賞があったら二十はいっていると思います。
      日本には昔からこういった美的感受性がとても発達していますから、数学におあつらえむきなのだと思います。
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また、今村米穀店宛

2022-02-01 08:36:00 | 懐かしい話
昨日また「今村米穀店」宛の郵便物が。



先日は税務署から、昨日は経済産業省資源エネルギー庁から。

大きなポスターが同封されてました。



かなりの費用がかかっていると思うのですが。
でも不思議。30年も前に廃業したのに。

『コーヒーカップの耳』面白うて、やがて哀しき喫茶店。

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