喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「人閒」あるいは「人間」

2021-05-23 08:40:32 | 出久根達郎さん
出久根さんの『最後の恋文』を読んでいる。



昨夕からボチボチ読んでいるがほぼ半分の所を読んでいて「おっ」。
《たとえば、先の山陽の詩だが、「此の福 人間」を、私は「にんげん」と教わった。正しくは「じんかん」なのである。人の世、という意味である。にんげんと、じんかんでは、同じようだが、大いに異なる。にんげんでは、詩が小さくなる。》
つい先日読んだ詩誌『ア・テンポ』の梅村光明さんの詩。




「人暮色」。じんかんとルビが振ってある。
そうだったんですね。

『コーヒーカップの耳』
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