先日伊勢田さんからお贈り頂いた「階段」を読んでいるのだが、河原宏さんのエッセー「鐘を撞いて」の中のある言葉にハッとした。
「―福井県の高速増殖炉に文殊菩薩の「もんじゅ」という名前が付けられているのに、宗教者は、これに反対の声を上げなかったことへの加害者意識がある、―」
これは、京都法然院の貫主、梶田真章さんの言葉である。
さらに「原発は、事故が起きなくても被曝者を生み続けることを忘れないでいたい。人類を含め地球上の生き物とは共存できないのです」と。
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どんな物でもそうですが便利な物ほど怖いですしリスクが付きまといます。