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患者になった名医たちの選択

2020-03-19 14:13:49 | 本・雑誌
『患者になった名医たちの選択』(塚崎朝子著・朝日新書)という本を読んでいる。



中の「がんに打ち勝った人生を他者のために・肺がん」(高橋治・医療法人平和会 平和病院(横浜市)緩和支援センター長)にこんな記述がある。

《診断をつけてくれた栗原に執刀を委ねたかったが、「親しい間柄では感情が入るからできない」と固辞された。その代わり、「自分が手術を受ける時に頼みたい第一人者」として、国立病院機構神奈川病院(秦野市)の加㔟田静を紹介された。理事長の立場で、近隣の病院に入院すれば、余計な憶測や気遣いを生じさせる。それを避けるためにも、程よい距離感だと思えた。》

なるほど、そうなのかと思った次第。
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